真に僭越ながら、わたくし、まゆりが記憶を頼りにレポってみます。
3時を少しまわったところで、サンサン女史とWasabi氏の登場。前座がはじまる。Eくんちょっと遅れます、とのこと。サンサン:「イーキン、すっごくハードなスケジュールなの。後で質問コーナーなんかがあるけれど、今後の予定なんて聞いちゃダメよ。」Wasabi氏:「(ファンになりきって)イーキン、今度のコンサートはいつあるんですか?」サンサン:「(Eくんになりきって)…あ、その…マイケル~~~!!!」「Wasabi氏:「アルバムはいつ?」サンサン:「えっと…サンサン~~~!!!」サンサン:「ファンクラブの正式名称って?」Wasabi氏:「じぇんしん…(真心同盟の「真心」を普通 話で発音できないEくんなのであった…)」サンサン:「だからイーキン、このパーティーの進行も、ゲームのルールも分かってないと思うのよ…」
ほどなくEくん登場。急いできたのでノーメイクらしい。ちょっとお疲れぎみのようだが、リラッスクモードでご機嫌の様子。さらにサンサンの説明が続く。ファンクラブ内部に様々な問題があり、ここのところはまともに活動が行えなかったので、そのお詫びとして、今回のパーティーの会費はファンクラブもちとのこと。継続会費も無料(香港ファンだけ)。さらにお土産として、Tシャツ、シャンプー(Eくんが大陸でCMをしている)、Eワールド(倒産しました…)のマウスパッドなども入場の際に配られる。サンサン女史:「今回また新しくファンクラブを組織しなおしたのでよろしくお願いします。」
久しぶりのファンクラブ・パーティー。サンサン女史:「久しぶりにファンのみんなと会ってどう?」Eくん「(会場を見渡しながら)うう~ん、みんな、太ったね~!」会場「イーキン!あんただって!」Eくん「ボクは太ってない。先週見たでしょ?(注:九龍駅ショッピングセンターのイベントでの亀腹のことか)」
そして、へぼへぼゲーム(ネーミング・バイ・さらりん)。1分間にマメ(?)の中のビー玉 をお箸でいくつつまみ出せるか、というもの。題して「ビューティフルライフ」。入場時に配られた整理券によって、参加者が決まる。オエコ嬢はじめ、なぜか日本人が多く抽選に当たる。オエコ嬢は一番手。Eくん「わあ、この子、日本人だけどすごくお箸の使い方うまいよ!」Wasabi氏:「そうだよ、日本人だって小さい時から端の使い方を学ぶんだよ」勝ち残った2組がさらに優勝決定戦。しかし、なぜかEくん「ボクとWasabiもやる!」。ということで、決勝戦はEくんとWasabiさんが各チームを代表する形での一騎打ち。大方の予想通 り、Eくん敗退(爆)。優勝チームにはイーキン・アイウェアが送られた。
次なるゲームは題して「バッド・ボーイ」。サンサン女史曰く「なぜなら、マイケルが参加するから」。Wasabi氏よりひとしきりルール説明が行われる。要は、出題者の持つボードに書かれた単語(例えば「ミッキーマウス」)を、パフォーマーが別 の言葉やゼスチャーで表し(耳が大きくて、可愛いキャラクター…など)、回答者はパフォーマーだけを見て、時間内にいくつの単語を当てられるか、というもの。出題者=マイケル。パフォーマー=Wasabi氏。回答者=抽選で選ばれるファン。真剣にルール説明を聞き、うなずくイーキン。しかし、説明が終わったところで「でさ、だれが回答するわけ?」しかし、なぜか一人でご機嫌、ノリノリ、楽しんでいるEくん。しまいには、自分でパフォーマーを買って出る。単語:「エジソン・チャン」。Eくん:「ほら、最近人気の、ニコラスよりカッコいい…」(←自爆)。さらに、パフォーマーを買って出るファンも登場。やる気まんまんのアップルちゃんを指して、サンサン女史「ちょっと太っちゃったアップルちゃん、あんた来なさい!」といった具合。
お次は、オークション・タイム。日本の「トライアングル」のポスターなど、100から200HKドルくらい。その間、舞台右側最前列、さらりん座席付近ではマイケル・ファンクラブが活動開始(笑)。オエコ嬢の写 真の撮れるケイタイ電話を見たマイケル、さすがに目ざとく指差しながら「シャープ?」。写 真を撮ろうワイワイと盛り上がっていると、サンサン女史もオークションを仕切りながら「あそこはなにをやってるの?」と気もそぞろ。イーキンも気になってそわそわ、オークションどころではないもよう。最後にはそそくさとオエコ嬢に駆け寄り、ケイタイを奪い、マジマジとチェキを入れる始末。(みなさん、Eくんの注意を引きたい場合は、最新機種を目の前でちらつかせましょう。)
このころ、個人的にどうもEくんの視線をもらうようだ、と感じていたら、前の列(3列目)に座っているアップルちゃんの従妹(3歳くらい?)が、パーティーそっちのけで黙々と一人で携帯ゲームをしているのが気になって仕方がなかった様子。終いには近寄ってきて、「なにをしているのー?」と話し掛けるEくんだが、その女の子はプイっとそっぽを向き、ひたすらゲームに熱中。
Eくん:「面子丸つぶれ~!」
Wasabi氏:「(ゲームにここまで熱中するとは)さすがイーキンのファンだ」
そして、お待ちかね、質問タイム。あらかじめ会員に質問表が配られていて、それをサンサン女史が読み上げていく…はずが、なぜかフートーク状態。
質問:「イーキン、なにか願い事がありますか?」Eくんが考えている間に、
あるファン:「世界平和!」(勝手に答えるなー!)
サンサン女史:「上海での衣装はどんなものですか?新しいのですか?」
Eくんが答える前に(なぜならEくんは分かってないみたいだから)
サンサン女史:「今回はすべて新調するの!」
あるファン:「太ったから?!」
これにはWasabi氏も爆笑!「お前ホントにファンかぁ?!」
次第に質問表を読み上げることなく、挙手による質問タイムになっていき、結局はそのへんでファンが好き勝手にぶつける質問に、Eくんが好き勝手に答えていくだけの、無秩序極まりない状態へ。
ファン:「髪の毛この間切ったのはいつ~?」
E:「えっとね…」
ファン:「今度はいつ切るの~?」
E:「え?聞こえない?」
ファン:「短いほうがいいな!」
E:「髪の毛切ると幸運が逃げちゃうからさ」
ファン:「……(席が遠すぎてこちらには聞こえないけどEくんには聞こえている)」
E:「うん、そうだね、たぶん」
ファン:「……」
E:「ああ、そうそう、それね…」友達と話すようにリラックス…といえばいいのか。ポーズ的には「クイズ百人に聞きました」の関口宏状態。
なんこさん(英語):「日本語は勉強してますか?」
E:「(日本語で)どーも」
さらりん(英語):「日本語の歌は歌ってくれますか?」Wasabi氏の通訳が入り、
E:「(広東語)うん」
日本に女性ダンサーを連れてきて、どんどん絡んでちょーだいと頼まなかったことが少々悔やまれる(笑)。
プレゼント渡しタイム。これもなんだかダラダラと続く。(しかし、ここでウサコちゃんが大活躍)
そんなこんなで時間が。サンサン女史がお開きにしようとまとめにはいるも、ファンから「さっき映像を見せてくれるって言ってたじゃん!」とのツッコミ。仕方なくといった感じでテレビが用意される。大陸で撮ったテレビ機のCM。バージョンがいくつも流れると、
E:「ええ?まだあるの~?」
Wasabi氏:「見たことないの?」
E:「うん、これははじめて」
締めとして、香港ファンには、香港以外で放送されたCMや、日本ライブでの様子などのビデオを見せるためのパーティーを来年開くと、サンサン女史は約束。そう締めている間に、隅ではマイケルが荷物をまとめ、リュックを背負って帰り支度。最後の最後まで、カジュアルに終わるパーティーなのでした。
レポート:まゆりくん
photo by まーくん