2.12-a2.12-c912月12日前日の暖かさはどこへやら、曇り空の寒いその日、しかし、青山通 りは燃えていた。いや、正確に言うと10、11と燃え上がった女たちがその炎をひさっげたまま 青山通りに集まったといいましょうか。会場は早くも熱気が充満していました。どんだけの熱気かはレポートの中にふんだんに出てくる(爆笑)(拍手)の数でお分かり頂けるかと思います。もう、何を言っても何があっても「キャー!!イーキーン!!」の世界ですよ。我が目を疑う光景でしたね。(笑)

パーティーはイー君の遅刻から始まりました。(笑)連日プレスの仕事がギッチリ入っているらしく、この日も会場に着いたのは2時15分を過ぎてからでした。その間司会のポップアジア編集長、関谷さんがイー君の人となりについてニコラスと通 訳の周 さんから聞いたお話を披露してくれました。ニコちゃんは「彼は僕よりうんと年上な んだけど、とっても子供っぽい人なので同年代のように付き合えるよ。」といったそ うで、当然場内爆笑。ニコに子供扱いされてる男だよ、イーキン。でも「いい人で裏表がないから僕はとっても好き。」とのフォローが。周さんのお話は今回のコンサー トに絡んでの話。驚くべきことに、このコンサートはイーキンが仕切っていたそう な。内容に関してなどスタッフの意見も聞いたりして最終的に決断するのはイーキ ン。「私実はイーキンが決めないでスタッフの言うがままにやっているというイメー ジがあったんですが・・・。」と申し分けなさそうに関谷さんは言ってましたが、私だってそう思ってました。いや、ほとんどイー君をよく知ってる人はそう思ってまし たよ。(笑)「でも、そうじゃなかったんですって。」と話し終わった関谷さんに会場が 「シーン」となっちゃって、「なんかシリアスなお話になっちゃったかしら・・・」と苦 笑いする関谷さん。「だから今回そう言うお話を聞いてすごく男らしい、魅力的なアーティストになってきなたって思います。」そうまとめたところで、「東京攻略」「決戦」の劇場版予告編を見ることになりました。

この「東京攻略」の予告編、なんだかとってもサスペンスタッチに仕上げられてて「真実は東京だけが知っている」ってナレーションに笑っちまいましたよ。これ見て見に行ったら初っ端からトニーの「やだ!」に頭混乱しちゃうでしょうね。それにしてもす ごいですよ、コンサートの影響は。その予告編見てても私のまわり皆目がハート。ト ニーが出てきて「うわ、かっこいい。」と口にしても無視されちゃったわ。(笑)カンヌトニーを差し置いて熱い目線で見られてるイー君てのはどうよ。誰がそんなこと想 像した?

さて、上映が終わって、お客さんは気もそぞろ。もうそろそろ来てくんなきゃイーキ ンってなもんですよ。なのに関谷さん「今お手洗いに行ってるみたいなんで、もう 少々お待ちを・・・」って、言わなくてもいい事言ってウケを取ってる。関谷さんっ てお茶目だわ。そのひと盛り上がりした時やっとイーキンの到着。去年は「皆さんで イーキンって呼びましょう」と良い子のお姉さんしなきゃいけなかった関谷さん、今年はちゃんと「ご紹介致しましょう。イーキン・チェンさんです。」と声をかける と、イー君颯爽と入場。もう、あなたその時の歓声といったらありゃしない。黒のロングコートに下はナイロンっぽい黒のジャンパーみたいなのと黒のパンツに黒の靴。 ジャンパーの下はグレーとベージュが混じったような色のタートルネック。よく着る 「何でそこまでピチピチ?」という薄いシャツです。壇上に上がったなり、「皆元気?」と 忘れないうちに言った日本語でしたが、横でマイケルが何やら言ってるもんだからお 客さん皆そっち見ちゃって台無し。(笑)セットした髪が乱れててマイケルが注意したらしく、イー君直してました。

さ、関谷さんとのトークの始まりです。 「今コンサートが終わっての感想は?」 「僕疲れて見えるでしょ?」(会場笑)でも、皆さんの方が疲れているんじゃないかと 思います。今日はライブも終わってとてもリラックスした気持ちです。」 どんだけリラックスしてるかと言うと、 「ショッピングでもしてこようかと思いました。」 ってなジョークをかますぐらいリラックスしてましたよ、イー君は。ジョークだと 思ってたのに、次の日の現地新聞には「GIGIへのプレゼント買いに1時間さいた」と あったよ。マジで買いもんに行きたかったんじゃん。 「勿論、どんな事があっても皆さんにお礼を言う為に駆けつけます。」 とまあ、今までに無いスターなお言葉。ほほほ。 「イーキン前いらした時よりお痩せになったような。ねえ?」に会場拍手。 「僕痩せた?(痩せた、痩せたと声が飛ぶ)OKら~。いつも他人には痩せろ痩せろと言っ てるので、僕も痩せなきゃ。(に会場笑)特に何もしてないけど、ヘアスタイルが変 わったんでそう見えたかも。」 というイー君の横で「細くなりましたよ。」と関谷さんしきりに連呼してイー君の太股 ジーッと見てるんだもんなあ。もぉ!関谷さんの隣に行って「どこ見てんねん!」って 突っ込みたかったよぉ~。 「ライブの練習で大変だった事は?」 「何と言ってもダンスですね。振り付けも色々あるし、時間が無くて大変でした。」 時間があっても大変なのにね。(ドッカーン!!)時間無くて良かったんじゃない?忘 れないうちに出来て。あの場で「もう1回やって?」と言ったらきっと「もう忘れ た」って言うんだろうな。ははは。 日本語の曲に関しては「本番よりリハーサルの時の方が出来が良かったんです。本番 では「日本語の曲を歌いますよ。」と僕が言うと、皆さんの期待が目線で分かるんで す。もう、本当に緊張して緊張して大変でした。」 「いえいえ、素晴らしい日本語でしたよ。」という関谷さんのフォローに会場も拍手で 応えてましたね。 「どうです?日本語で何か・・・」って関谷さんが振るんだけどイー君「あー、多謝、ア リガトウ」だって。「ササエテクレテ・・・」はどこ行ったんだよ。その辺のギャグ分 かってないよな、イー君。もう忘れてんだな、きっと。(笑) そして映画の話に。なにせ、会場には「東京」と「中華」のポスターが貼ってあっ て、配給会社さんの入れ込みようが分かります。 「「決戦」「中華」「東京」目白押しですがお勧めどころは?」 「まず、どの映画も見て下さいね。お願いします。「中華」は「風雲」と同じ様にCGを 使ってますが、僕としてはあくまで文芸映画でその中にCGが少し入っているという映 画と思っています。英雄が成長し父親になるという役作りをした部分を見て欲しい。 「東京」はとても楽しい映画です。僕自身もトニーやケリーと共演して楽しんで撮影し ました。是非見て下さい。」 通訳が終わるとイー君、終わったよ、と関谷さんの方を見て「うん」と言って頷いたん だけど、これが掛け値なしに可愛かった。会場のファンの心鷲掴み。 「今後の予定は?」 「香港でレコーディングをします。新しいレコード会社に変わったので自分のイメージやレパートリーも何か新しいものをと思っています。3月か4月にはラスベガスで映 画を撮る予定です。興味のある方はいらしてください。」 「どこ行けばいいんですか?(笑)」 「縁があれば・・・・。」 に会場大笑い。だけど、縁を頼りにベガスの街をさまようビバラーを想像した私。は はは。 そして、両脇に置かれたテーブルにてんこ盛りになったプレゼントに対してイー君は 「アリガトウゴザイマス。毎回日本に来る度にたくさんのプレゼントを頂いて、帰ってから一つ一つ開けるのが僕の楽しみなんです。」と嬉しそう。本当に今すぐにでも 見てみたいんだよ~、って感じでしたね。それだけで送ったファンの皆は大満足した 事でしょう。

さあ、いよいよ質問タイムです。質問する人のマイクはどうするの?と気遣うイー 君。この人はスタッフのように気遣うのが癖になってるんでしょうかね。9日にあっ た「東京攻略」のイベントの時も、エンクミちゃんのマイクを気にしてキョロキョロしてましたよ。 質問したい人はたくさんいたんですが、イー君「出来れば皆さんの質問全部に答えた いので、左側から行きましょうか?」と嬉しいお言葉。一番始めにあたったのは可愛 い女のお子さんを連れた方でした。マイクが届くまでの間にイー君「大きい熊可愛い ですね。」と早くもその隣の雷太郎作セクシーべべちゃんに目が行ったり、質問者に 「随分焼けてますね。アウトドアのスポーツでもやってるの?」と聞くイー君。本来 の聞きたがりやな姿を垣間見せた時、「イーキンが質問してどうすんですか。」と入る関谷さん。ナイス!「あ、sorry ふふ」肩をすくめるイー君に皆大笑い。「スパン コールの花が付いてたGパンですが、(ここで皆大ウケの拍手)あれはイーキンさん 自身のチョイスですか?どこのブランドなのか教えて下さい。」 「ノーブランドです。自家製です。(やっぱ、誰かが縫ったんだ~)洋服を見たりする 時はマイケルにお世話になってます。」と、プレス席にいるマイケルを見るイーキン に皆の視線もそっちへ集まる。ところが何か話し込んでたマイケルは話を聞いてな かったみたいでキョトン顔。 「彼は今朝寝坊をしたんで反応が鈍い。衣装気に入って頂けてありがとうございま す。私自身も気に入ってます。」気に入ってるんだ、あれ。(爆)マイケルが選らん だって言えばなんでもOKになるって知恵が付いたな、イー君。そのGパンの上に着てた赤いストライプのカッターシャツ、ポケットやら何やらスパンコールで縁取ったあ れ。あれもマイケルって言ったら、わたしゃマイケルの趣味疑うね。(笑) 次が今年もべべちゃんで釣った雷太郎さん。何と「bad boyセクシーべべちゃん」は 去年より10倍ぐらい大きくバージョンUP。 「何故仮面ライダーを選んだんですか?」 「あれは僕が選びました。」親指で自慢げに自分をさすイー君。 「仮面ライダーを見て兄とファイトして足を痛めてなかなか寝付けなった事があっ た。それで印象に残ってて♪せまる~せまる~♪と歌えるようになった。でも、他の 部分は分からなくて、今回練習しました。」嘘をつけ。去年撮った「新・真夜中」の 香港映画リポートの中でフィギアの店行った時歌ってたじゃん。そのずっと前も映画 「FEEL」でチンミーに歌って聞かせてたじゃん、振り付きで。(笑) 「そっちの方ばかりだとこちら(右側)の方がかわいそうなんで、今度はこっちに行 きましょうか?」って、関谷さん!もう少しで私の近くまで来そうだったのに・・・。 (くすん)次の人は映画の勉強をしていらっしゃるとかで、「組んだ監督の中で一番 学ぶ事が出来た人はだれか。映画を撮るとしたらどんな映画か。」との質問。 「出会った監督の作品は皆違った雰囲気と新しいスタイル、ジャンルだと思います。 一番やりやすかったのはラウ監督とマ監督です。以前は監督が強い立場にいて、役者 の自由が無かった。でも今は割と自由にディスカッションしながらやるようになりま した。もし僕が映画を撮るとしたら、SFXプラス文芸というタイプの映画を撮りたい ですね。」本当に文芸作品に出たいんだね、イー君。大丈夫、そのうち来るって。 さあ、そしてお待たせしました、「一番近い方」とあたったのは我らが小鳳姐さん。 「今回のコンサートでは歌唱力が非常に進歩したと思いました。(会場笑ってまし た。嬉しい笑いですよ。マジで良くなってるんだもの)CDより良かった。踊りもすご くよくて、努力されたんだなと思いました。会場をゆっくりご覧になる余裕があった かどうか分からないんですが、去年も同じ質問したんですけど、」ここまで言った 時、「あ!思い出しました!」と関谷さんの驚きに会場爆笑。「イーキンこの方去年も 質問なさいましたよ。」ああ、と首を縦に振るイー君。この時点でまだ去年の質問を思い出せないでいるよう。 「皆で曲に合わせて振りを作って蛍光棒で応援したんですけど、今回はご覧頂けまし たか?」 「鋭い質問ですね。」関谷さんは明らかに去年同じ質問でしどろもどろ、墓穴掘りま くり状態だったイー君を思い出し、さあ、今日はどうする?って期待しましたね。と ころが、 「確かに昨年同じ様な質問をされたような気がします。何故僕が一生懸命やったかといいますと、それは皆さんの蛍光棒を見て、それに対して一生懸命力を出してやった んだと思います。こういう反応は一番困ります。(手を前に組んで上を見上げるジェ スチャー)(会場笑)早い歌でもゆっくりとした歌でもこれだとちょっと苦手です。 (蛍光棒を振ってくれて)本当にありがとうございます。」 ときたもんだ。そう言う時に「見てなかった」ってかますんだよ、イー君。駄 目だ なぁ。(って、駄目出ししてどうする)

あと1、2人と言われて、じゃあ、といって私と目が合ったイー君。「お!」という顔に 私「あなた」と言われる前に立ちあがってましたね。(笑)場内から割れんばかりの拍手を頂き、ありがとうございました。関谷さんも「あなたは!」と1年前の経過を知らない 方の為にご説明下さいました。私の場合質問無しでした。(爆)質問する為に立ったは ずが、イー君が覚えていたという事に私の方が動揺致しましたため、50考えていた YES,NO質問ボーンとどっかに飛んじゃいましたね。はははは。んなわけないじゃ ん。香港のプレスが「何だか知らんがこの女有名人らしいぞ、写真撮っとくか?」っ てな感じで集まったのに対してVサインする余裕まで見せてたじゃん、自分。(笑) 実は言おうとしてた事みんな先の人や関谷さんが言っちゃったもんだから言う事無 かったんですよ。私「みのまさか」と呼ばれてますがその実「高田純次」ばりの人の話し 聞かない、自分のペースで事を運ぶビバ司会者ですから、考えてたネタなくなっ ちゃったらしどろもどろなんざんす。とりあえずコンサートを褒めてからやっぱこれ かな?と、「イーキン髪切っちゃって、失恋でもしたのか?」とかましました。これ がまたかなりな爆弾だったらしく、場内大爆笑。「ヒュー!ヒュー!」って盛り上がっ てる人もいましたね。イー君は一瞬ひるみましたが「僕は女の子じゃないよ?なんで ?」と切り返して来ましたよ。これには私困りましたね。「何で?」って、本気でそ う思ってるわけないじゃん。会場の受け狙ったんだよ。と答えるわけにもいかず、 「もしそうなら、私達ラッキーかな?ってねぇ」とお客さんに振る私。勿論、ジョー クの分かるお客様ばかりで拍手までして笑ってくれました。それに対してイー君は 「そういうわけじゃないけど、新しいイメージに挑戦してみた。」とまともなお答 え。今思うと、そう言った話題に行かないようにちゃんと答えて終わりにしたかった のかも。すみませんね、香港のマスコミに対して全然敏感でなかったんで、次の日の 新聞に「イーキン失恋?!」ってサブタイトルになってから、悪い事しちゃったかな? と柄にも無く反省しちゃいました。ま、みのまさかファンの為にも(おいおい)もう 1発くらいわらかして終わりにするか、と「イメージチェンジもした事だし、これな らまだマイケルに勝てるか?」なんて、マイケル引き合いに出しちゃいました。はは はは。これにも皆さん大きく反応。飲茶クラブの会員の方もいて、イー君ファンだけ ではないと思ったのにその反応。よく知ってますよね、皆さん。このギャグにはイー 君も受けて「彼は僕のライバルです。」ときたもんだ。「じゃあ、マイケルに負けな いように日本人ファンとたくさんコミュニケーションとって、これからもがんばって 下さい。」としめた私でした。本当に大した事言ってないのに笑って下さった皆さん、ありがとうございました。

私が話し出したら後ろに下がったという関谷さん、私が座ると「イーキン、来年から このお二人(小鳳姐さんと私)は別枠という事にしたらどうです?」。もうね、関谷さんも去年と違ってかなりフランクな感じでそういった事言うんですよ。(笑)それ 聞いたイー君がさ「いいですね。じゃ、場合によったら裁判所の法廷でお会いしま しょう。」って言ったんだけど、「うはははは」と笑っておきながら「何言ってんだ ?」と私意味わかんなかったのよね。わかんないからそのフレーズだけやけに残って ね。帰る道すがら「男達の挽歌4」でラウチンが裁判にかけられてるシーンを思い浮 かべ、鉄格子にかじりついてるラウチンの顔が自分の顔になったりなんかして、「何 だ?私にしゃべるなって事だったのか?」「それとも弁護士と検察でしゃべり倒し合戦 か?」「じゃどっちが検察でどっちが弁護士だ」と、頭グルグルしてきたんで考える のやめた。(笑)とりあえずその場は受けてたからな。え?皆さん分かりました?皆さん も笑ってましたよね?それって香港ギャグなの?ともかくイー君が言い返してきたもん だから関谷さん「イーキン今年切り返し、カッコイイですね。」と感心顔。「来年の 切り返しも楽しみですね。じゃ最後の方。」と次に。最後の人は日本の曲を出す予定 はないかという質問をしました。「友達に語学の才能無いって言われたんで(会場爆 笑)そうは言われても日本語や北京語の勉強はしてますので、チャンスがあれば挑戦 したいです。」「待ってますので、がんばって下さい。」彼女の言うように、皆待っ てるよ。ゲームにかけてる金日本語のレッスンに回してでもやりな。あ、そんな事 言ったら日本語よりゲームの方取るな、奴は。ははは。 楽しかった質問タイムも終わりファンから花束贈呈。入場時に座席にあった香港観光 協会の地図に黄色いシールがついてる人が花束を渡すという事だったんですが、何と 当選したのは男性。その男性が出てくるまでの間harumamaさんのお子ちゃま達がまた また花を渡しに行って、先に香港プレスに写真とって貰ってました。今年もお子ちゃ またちかわいかったわ。さあ、選ばれて壇上に上がった男性を見て、お客さん今まで 以上に大爆笑と物凄い拍手の嵐。男性はロン毛に黒のコートと「なんちゃってイーキ ン」ないでたち。イー君と握手した彼は「すみません僕で・・・」と小声で言ったんで すが、「男性ファンも嬉しいです。」とイー君。ほんとだよね。同性に支持されるのっ て、やっぱ嬉しいよね。だって、女にキャーキャー言われるのはある意味当たり前 じゃない?同性が支持してくれると大袈裟に言えば自分の生き方が肯定されてるよう で嬉しいよね?

渡された花束を持ってイー君は写真タイムに入りました。壇上から降りて客席に対し て4分の1ずつのところで止まって、たかれるフラッシュにいつものお写真用フェイス を向けてました。1列目の人は近すぎてかえって撮りにくかったんじゃないかな?下か ら撮って鼻の穴しか写らなかった人もいるんでないの?(笑)気が付くとイー君は私 の前に立っていて、これはこれはと「イーキン!はい。」とプレゼント渡しました。 やっぱチャンスでしょ?プレゼントは手渡しでないと。送りましたよ、お子の写真付 きマジンガーZペッツ・ガムバージョン。マジでそれしかプレゼントしなかった私。 (おいおい)他の方は凄いですよ。何が凄いって、イーキンへのプレゼントだけじゃ ないんだもの。バレンタインも近かったですからね、チョコレートをサンサン女史、 周さんにもって。これからもイー君を支えてくれなきゃいけない人達ですからね。周 さんはこれからライブの度にがんばってもらわなくちゃいけませんしね。わははは。 マイケル?マイケルはオエちゃんがフォローするからいいんですよ。ね?そういう気 遣いをするイーキンファンがいるからサンサン女史をはじめイー君のスタッフはがん ばってくれるんですよね。本当にあの男は幸せ者だよな、と思いました。そしてそう いう人達と一緒に応援する事が出来て、私も嬉しかったです。

その後はイーキンとジャンケン大会。手渡された「グー、チョキ、パー」の丸いパネ ルを持って皆に見えないように後ろを向くイー君。両サイド側に座っていた人は彼が まじめな顔してどれにしようかと首傾げたりしながらパネルを出したのを見たんでは ないでしょうか。勝った人にはその場でイー君がサインをしたCDや映画のポスターを プレゼント。最後にイー君から「東京攻略」のプ レス用パンフを貰ったのはコンサートの時運悪く私の隣になったがために、開演までの1時間、延々私のおしゃべりに付き合わされたROM専の山口さんでした。おめでとう !

さあ、まだまだ一緒にいたいけど、パーティーも終わりです。最後は皆と記念撮影。 というか、イー君が客席に背を向けて、プレスがバーッと写真を撮るスタイルですよ ね。向こうの新聞にたくさんのファンの姿が載ってました。壇上に戻るイー君にあち こちから声援が飛んで、「愛してる!」とでも声が飛んだんでしょうかね、日本語で 「あなたを永遠に愛します」っておいおい、個人的に言うなっちゅうの。責任取れる んかい。本当に、「ササエテクレテ・・・」といい、なんか大袈裟なんだよな。正し い日本語ではあるんだけど。ははは。関谷さんに「皆さんにコメントを」と言われて イーキンは途中で、「うーん」と口をつぐんだりしながら言い表わせない思いを一生懸 命言葉にしていました。「今日のFCパーティーやライブにいらしてくださって本当に ありがとうございます。皆さんの応援があって、今の僕があるのだと思います。これ からもがんばりますので、皆さんも引き続き応援して下さい。」 応援しますとも!と言うような会場の拍手に、イー君は感動してましたね。そこまで は良かったんですが、「今後日本に来る予定は?」と言う関谷さんの質問に「すみ子さ ん?すみ子さん?」と口走るイー君。「彼女に聞かないと分からない。」だって。(笑) あんたらしいよ。名残惜しいのは関谷さんも一緒みたいで、「もう言い残す事はあり ません?」と声をかけると「もう言う事はありません。」ハッキリしとるなぁ。「ま たいらしてくださいね?」「はい。またここにいらっしゃった皆さんとお会いしたいと思います。」これでしまいかなーと思ったらまたこの男、何やら気になるプレゼン トがあったのか「そのプレゼント頂きたいんですけど。」って言ったからさあ大変。 「係りの人に・・・」と言う関谷さんの言葉も空しく、どんどこプレゼント持った人 が前に詰め掛けちゃいました。自分が撒いた種に驚くイー君。(笑)それでも渡してく れる人の顔をちゃんと見て受け取ってました。この場は関谷さんがちゃんとしきって イーキンを送り出してました。イー君は登場したと同じ様にサーッと会場を後にしま した。

その後FC会長のWASABIさんが紹介され、イー君の人となりについて語り、FC会員の皆 さんに感謝の言葉を述べてましたね。「今度来る時は宣伝だけじゃなくて、皆と遊び たいと思います。」と言ってました。是非実行して頂きたいですね。関谷さんはここ で御役御免。お疲れ様でした。

実際イー君がいた時間はそんなに長くはなかったんですが、なんか中身が詰まった感 じで楽しい一時でした。イー君自身1年前と違ってすっかり日本人慣れしてました ね。受け答えも慎重だし「わかんない」は言わないし。それが何だか私にはものたり なかったかな?やっぱおどおどイー君でないと。(笑)さて、皆さんお忘れかもしれ ませんが、今回のパーティーは飲茶クラブさんの協賛でもあります。ファンの人に楽 しんでもらいたい、だけど映画の宣伝も絡んでるし、などなど、大変な事が多かったのではないでしょうか。飲茶クラブスタッフの皆様お疲れ様でした。ありがとうござ いました。日本スタッフの皆さんもお疲れ様でした。日本のFCもいつか自立してパー ティーが企画できるようになって欲しいなと思います。

毎度毎度同じ事を書きますが、FCの集いで楽しい一時を過ごす事が出来るのはイーキ ンの事を応援しようとする気持ちとファン一人一人の思いやりがあるからでしょう。 1年前のパーティーでの出来事が今回のパーティーに繋がり、そしてまた次のパーティーへとどんどんイーキンとファンの思い出が増えていく事を心から願っていま す。また、そう言った思い出を残しておこうとしてくれるビバ伊麺組の大家、 SARARINさんにも感謝したいと思います。皆また地道に応援してイーキンとのパーティーが出来るよう、がんばりましょうね!

Text by まさか 
photo by まーくん