「香港 New wave festival」in Zeep Tokyo 香港のイイ男が4人も集まってのお祭りだ~!!

この事だったのね~~~!!!皆さん覚えています?前回のFCパーティーレポの最後、「次はもっと大きなステージで」とイーキンが思わせぶりに言い残した、それがこれ、今日この日のトーク&ライブだったなんて~~。「もぉ~、それならそうとはよ言わんかい!」って嬉しい突っ込みさせてくれるイーキン。そんなお茶目なイーキンに会いたかったのは、私一人ではございません。平日で閑散としているパレットタウンの一角は、そんな人達がいっぱいでした。雨の予報だと言うのに風は少し暖かく、雨粒も遠のいたかのよう。神様はちゃんと知ってるのね、私達ファンが日頃とってもいい子にしている事を。さあ、いざ入場!(ご注意:以下トークの部分等は私の記憶に基づいているもので、かな~りイメージ的な部分もあると、同様に進行もイーキン以外はちょっとうろ覚え、という事を踏まえた上でお読み頂きたいと思います。違ってたりしてたら掲示板にてご指摘くださるとありがたいです。)

Zeep Tokyoは渋谷AXの3倍ぐらい。2千人近い人が入場してたんではないでしょうか。空席も目立たず、ああ、ルイスとイーソンのおかげで埋まったわ~、と一安心の私。(おいおい、阿Loのファンもいるだろ)舞台ももちろん広~くて、ど真ん中には上下斜めに引っ張ったかのような両端が伸びてるスクリーンが設置。舞台右にはスツールが4脚に細長いテーブルが用意されていて、そこがトークの場所。舞台左には電子
ピアノのみ。これは後でイーキンが歌う時に使われて、それ以外はカラオケでした。

さあ、客席が暗くなり、音楽が大きく盛り上がって司会のジェリー・ラムの登場!自分でジェリーと言っときながら、AXでのコンサートで「ジェリー!!」では振り向かず「阿Lo」に反応していた彼。英名要らないんじゃないの?とまあ、そんな事考えてるうちに今回のライブは香港ニューウェーブのイベントの一環で、他にも料理ショーだ何だと催しがいっぱいある云々を流暢な英語で読み上げるジェリー。後ろのスクリーンに翻訳文が映し出されていくんだけど、れれれ!!!飛ばしたり早すぎたりって、おいおい、合わせときなよ!(笑)何はともあれ、「さ、今夜のゲストは」と言うとスクリーンに左からイーキン、ルイス、イーソンの写真が映し出され、会場大きくどよめく。「さ~て、トップバッターは誰だと思う?」の声に「イーキン!!!」とあちこちでこえがあがったけど、ジェリーはにっこり笑いながら大きく首を横に振り、「イーソン・チャン!!!!」と紹介。

~歌ってると楽しいよ~
スクリーン下のひな壇にイーソン登場。ショッキングピンクでキリン?(トナカイと言う噂もあり)のイラストが描かれた黒のTシャツにダボズボンと言うラフなスタイル。登場してのっけから皆を乗せるようなテンポの曲を3曲歌い上げました。曲名は知りません。ごめんなさい~、何せイーキン以外の男を、あ、いや、明星の事は全然わからないんです、申し訳ございません。さ、私にとっては初生イーソンでございます。ライブの帝王を生で見れるなんて、もしかしてかなり得したんでないか?の予感は的中。「すごい!!香港人もリズム感あるんだ!!」と、まずはそのリズム感に感動。おいおい、皆が皆イーキンじゃないんだからさ、リズム感のいい人だっているっちゅーの。そんな事で感動してしまうなんて、いかにイーキンのリズム感の無さに泣いてきたかがお分かり頂けるでしょうか。このテンポのいい曲に私はもうノリノリ。全然知らない曲なのに、リピートの部分とかその場で簡単に後追い出来るからもう、「ララ」とかで歌っちゃってるし。(笑)歌ってる間の彼と言うのは本当に「楽しいよ~~~!!!」が全身から出てて、「歌わしてくれてりゃ、僕満足~~~~」なんてそんなふうに見えました。MTVも映画も見た事がない、そんな私にとって今回の初生イーソンの印象はズバリ、「ミュージシャン」!!リズムが体の中に流れてる人ですよね。通訳入りのトークに慣れていないイーソンは(お馴染み)周さんの通訳とかぶってしまったり、かぶりかけて話すのこらえたり、伝えたい気持ちが言葉にならなくて身悶えしてみたりとまあ、表現の豊かな人。ジェリーが「身悶えしてるのも表現して通訳しなきゃ」と周さんに突っ込みを入れるけど、周さんそれも涼しい顔で通訳してしまうクールぶり。(笑)「カッコイイ!!」と客席から声がかかり、ジェリーがとっても驚いた顔して「カッコイイ?!」とイーソンを指差してた。イーキンが安心するぐらいなデコッパチイーソンですけど、歌ってる時の彼は本当にカッコよかったよね。「香港のどこを薦めたい?」と、フェスティバルの趣旨である観光誘致の為に聞かれたこの質問に、香港の料理店を紹介するイーソン。周さんが通訳する度に、魚
やニワトリと言った食材の真似をするサービスぶり。そうかと思えば、周さんが通訳するからとファンの声援をさりげなくジェスチャーで制してみたりと、まあ、なんてよく出来た人なんでしょうね。他にも、いつも香港まで仕事を休んでわざわざやってきてくれる(と強調)ファンに心からの感謝を述べていましたね。「でも、プレゼントは要りません。もし僕に何かくれるんでしたら、どうか日本のCDを下さい。たくさん日本の曲を聞いて、たくさん学びたいと思います。」もう、この言葉が出てくる頃には「ああ、イーソンって音楽が心底好きなんだ。」と更に感動する私。きっと、次のライブでは日本人ファンからたくさんのCDを貰うんでしょうね。さ、イーソンはトーク後2曲歌い、最後に英語で「「ロンリー・クリスマス」と言う曲を歌います。皆さんが楽しいクリスマスを過ごすせるよう祈っています。」と言って、スローな曲を歌いました。スクリーンにはCGの雪が降り、ミラーボールが客席に反射して、ステキなステキなイーソンのクリスマスソングが会場にこだましていました。うっとり~、なはずなのに、私ってばミラーボール仰ぎ見て「懐かしい~ディスコだよ、フィーバーだよ。」と、違う意味で感動してたりする。歌い終えたイーソンは一度も椅子に座る事なく、手を振って退場しました。

~僕、病弱なんです~
「さあ、それじゃあ、次は誰にしようか?」とジェリーがいうとスクリーンにまたもや3人の写真。「次は僕の友達、ルイス・クー!!」ジェリーの紹介に同じくスクリーン下に立ったのはベージュのタートルネックのセーターに茶のブルゾンを着たルイス!カッコイイけど、髪型へ~ん。(笑)これは香港で流行っているのか、それとも芸能人御用達美容院で流行らせようとしてるのか、サイドを刈り上げ寸前の長さで切って、後ろだけ長くしてるサッカーのアルシンドの後ろ短めスタイルと言いましょうか、確かイーキンも去年のライブ前にばっさり切ったスタイルがそんな感じだったように思うんだけど、イーキンだから似合わないと思っていたが、ルイスがしても似合わないんだから、よくないんじゃない?このスタイル(笑)それを抜かしての初生ルイスの感想は、「声低ぅ~~~」。1曲目を終えた後、初の日本ライブの感想を聞かれて、「皆さんと一緒に寒い夜を迎えられて嬉しいです。」と低ぅ~~く答えるルイス。決して不機嫌ではないんですよ、読んでる皆さん。意味不明な返答だけど、その後に「でも、ここは暖かいよね。」とでも言うのかと思ったら「実は北海道でMTVの撮影をして風邪を引いてしまった。」おいおいおい、それはあんた一人の背中に悪寒が走ってるだけじゃん。結構かましてくれるなルイス君。(笑)「君は友達だから、座って話そうよ。」とジェリー達椅子の方へ移動。おいおい、イーソンは友達じゃねえのかよ。あまりにも緊張してるのか熱があって熱いのか、席に着く前にコップの水を一気飲み。体調がよくなくてこのライブの為に医者に行ったそうだけど、いかんせん顔が黒いからどれくらい具合が悪いのか判断できない私。「日本の看護婦さんの印象は?」とジェリーが質問するとそんな下世話な振りに乗りもしないで「良く覚えてない。」とバッサリ返したところを見ると、やっぱ体調よくないのかな、と思ったり。「香港の見どころを紹介して」と話しを変えたジェリーの問いに「香港で暖かいクリスマスを経験して下さい。寒いのが当り前の日本のクリスマスと違って、きっととても新鮮なクリスマスになりますよ。」となんだかルイスがそう答えてるの聞いてると、とてもロマンチックに聞こえてしまうのはなぜ?声が低いから?とそんなあたりで、お歌の時間。2曲続けて歌いました。これも、すみません、全く曲名知らないんです。^^;まず、テンポのいい曲でルイス君、風邪でフラフラかもしれないのに上下にジャ~ンプ、ジャン~プのエアロビのようなとジェリーに突っ込まれたノリを披露。ダンスは苦手と見た。ファンの蛍光棒を仕切るルイス君の手はメロディーと全く合ってなくて、ファンの蛍光棒がどんどんバラバラになってくこと、なってくこと。ここにも一人、リズム感の悪い香港明星が・・・。ああ、こう言う人を見ると安心するわ~。こんな二枚目なお兄さんがリズム感ないのを見ると「イー、まだ大丈夫」って安心しちゃう。ともかく、このテンポのいい曲を歌い終えたところでルイス君熱が上がったのか、やおらブルゾンを脱いで舞台袖に持って行った。そのブルゾンをスタンバってるイーキンが受け取ってるなんてのを、客席右端にいた方は目撃しませんでした?(笑)上着を脱ぐと、会場どよめくどよめく。ルイス君、スローな曲のせいもあるけど、正面を見て歌うのが恥かしいのか、熊のようにのっそりと舞台左右行ったり来たり。客席左端にいた私から彼が右に移動するたびに背中だけが見えるんだけど、肩甲骨がガット突き出てて意外に華奢。それともセーターが薄手だったのか?だとしたら、かぶりつきの1列目の方はセーター越しにルイス君の両點を目の当たりにし、鼻血が止まらなかったのではないでしょうか。(おいおい)歌い終わるとジェリーの待つテーブルに戻るルイス。またもやコップの水を一気飲み。今度は負けじとジェリーも一気飲み。どうせなら「ゲフっ」とまでやってくれたら会場大爆笑だったのに、ジェリー、おいしいとこ逃したね。「じゃあ、今度は映画の話しでもしようか。」スクリーンにはルイスの出演した映画が映し出されてました。口の重いルイス君がしゃべってるのにスクリーンにはジャンユーがでっかく口を開けてポテチを食ってるシーン。しかもスロー。思わず「ジャンユー駄目じゃんあんたに目が行っちゃうよ。」と突っ込んでしまった私。「イーキンとも映画撮ってるじゃない?彼は撮影の合間にゲームしてるって聞くけど、そうなの?」「撮影の合間にやってるのは見た事無い。でも、イーキンは凄いおしゃべりなんだよ。」これには会場大爆笑。会場のミラーボールの下辺りに、ほわほわ雲の形が出来て、眉間にしわ寄せてるルイスの側でお構い無しにべらべら喋り捲って超ゴキゲンそうなイーの姿を会場のほとんど
の人が想像したに違いない。「慣れちゃうと他の撮影でイーキンがいなくて寂しくなる時がある。」と、そこに「何言ってんだよ!」と、声がしたかと思ったら、スクリーン下にイーキン登場!

~真打イーキン登場~
台本通り(?)の突っ込み登場のイーキンに「がははは」と私は大笑いしたのに、会場はいきなり「キャー!!!」と凄い反応でびっくり!!「キャー!!って、ええ??イーキンってこんなに人気あったの?」会場の半分はルイスファン、そして立ち見の辺りとかがイーソンファンでギッチリか?と思っていた私は意外や意外、会場のほとんどがイーキンのファンだったなんて。凄いよイーキン。これなら渋谷公会堂でコンサートも夢じゃないよ、1ステぐらいなら。(おいおい)スポットライトに浮かぶイーキン。髪がちょうどいい長さになっていて、襟足はオシャレに見える程度にちょいと跳ねてたりなんかしてるし、お顔はすっきりと痩せた上にかなり日焼け気味でピカピカな感じ。ステージ奥にいた時はあんまり黒くてまた無精髭生やしてるのか?ってくらいに見えたけど、前に出てきた時にはツルピカ。(デコとちゃうよ)JSの化粧品のおかげか?こんだけパーフェクトなイーキンだからして、スターのオーラが波動砲並みに放たれてるように見えるはず・・・はず・・・なんだけど、・・・何だかな~、その服は。(~_~;)薄いブルーのVネックの長袖Tシャツ?それともセーター?そして下は「とことん履き古しましたー」ってくらい色褪せたGパン。腿の辺りがパツパツで裾が広がってるようなGパンに見えたのですが、かぶりつき席の皆様、パツンパツンはご堪能できましたでしょうか?デザイナーズ物にとんと疎い私ですので、もしかすると相当高価な、あるいはレア物のGパンなりシャツなりするのかもしれないけど、どうしてかな、安っぽく見えるのは。(笑)安っぽくが失礼ならば、「休日のホスト」とでも言いましょうか、おいおい、例えがわかんないよ。つまりは、カジュアルの路線が微妙に違ってるよ、イーキンって服だっつー事です。何はともあれ、イーキン、ルイスの横に腰掛けてトークの仲間入り。

トークはルイスが病弱って話題に。「ルイスはいつだって具合悪いんだよ。新しいゲーム見てよって行くと、「具合悪い」って言うんだ。」そりゃあんたがしつこくまくし立てでもしたからそう言われたんでないの?(笑)嬉々としてルイスにゲームを見せに行ったのに冷たくされてしょげてるイーを想像した私。「くすん、どうせ僕はおしゃべりだよ。でも遊んでくれなきゃ僕嫌いになっちゃうぞ。」なんて小鹿ちゃん(by動物占い)なイーキンは部屋の隅で畳をむしってたりして。畳じゃないっつーの香港は。「黙って座ってるのも苦痛だろうし、向こうで医療チームが控えてるから、もう帰っていいよ。」ジェリーの言葉に笑いながらルイス君退場。「じゃイーキンもいったん帰ってもらおうか。」とジェリーが振るとピョンピョン跳ねながら退場しようとするふりのイーキン。「冗談だよ。まあ、そこまで(ひな壇)行ったんだからなんか1曲歌いな。」とジェリー。そんな段取り通りの進行に、「は~い。」とばかりにひな壇一番上に行ってスタッフからコートを受け取りスタンバイするイー。きちんと襟が付いてちょいとウエストあたりが細くなってる黒のコート。合わせるものによっちゃカッコイイのかもしれないけど、そのGパンとかには全然合ってないのよ~~。(泣)それでもって歌う曲が「風雲」だよ。(号泣)「なぜ黒のコートなんだー!!!」「なぜ、「風雲」なんだー!!!」

「イー何歌う?」
「そうだな、僕=映画俳優でしょ?やっぱ映画の主題歌1曲入れとかないとね。」
「じゃあ、去年歌った「極速」。」
「踊り忘れちゃった。「風雲」でいいよ、あんま動かなくていいし。」

そんな感じで決まったんじゃなかろうかこの選曲。しかしまあ、曲が始まるとイーキンってば広い舞台に堂々と立っての熱唱。まんべんなく会場の声援に応え、力みすぎるでもなく歌い上げる「風雲」。まるでロー・マン先生が乗り移ったかのように、朗々と歌ってて、その前のイーソン、ルイスより格段に風格がある感じ。日本でのお歌披露は初めてじゃないから、他の二人より余裕がある分、そう見えたんでしょうかね。1曲目が終わりジェリーがイーキンの側に来てトーク。「いいコートだね。」って、ジェリーそこはやっぱ「オーバーなんか着てオーバーな。」とプロミスギャグかましてくんないと。「去年コンサートやったんだよね。今回の感想は?」「また皆に会えて嬉しい!」「ところで、香港のどこかを紹介してよ。」「香港は素敵なところがたくさんあるけど、僕のお薦めは、西貢だね。」「西貢」と言う単語だけで会場大爆笑。それはお前が住んでるところだろう!「西貢に行ったら君の家に行っていいの?」「いいよ。」「ボートの免許取ったら乗せてくれるの?」「うん。だけど、僕のボートは二人乗りなんだ。だからFCのメンバー限定ね。」イーってば、ここは香港じゃないんだよ?香港ではあなたの言う事は話半分以上冗談と皆認識してるけど、日本のファンの中には信じて行っちゃう人がいるかもしんないよ。最近のイーキンファンはマジ恋ファンが結構いるんだから、口は災いのも・と、だよ~ん。しかしまあ、ファン一人一人乗せてたらロマンチックもへったくれもないよなぁ。西貢の湾を何百往復すりゃいいんだよ。僕いつ家に帰れるんだよ~~~。みたいなね。がははは。

「じゃ、そろそろ歌に行こうか。ここで、イーキンの友達、陳光栄を呼びましょう!パンク・チャン!!」ひな壇に現われたのは、イーの声に合わせた曲を作り長年彼の音楽をサポートしてきた陳光栄。イーの曲は勿論、映画音楽、CMと大活躍の人。「彼は今日温泉に行ってきたんだよね。どこ行って来たの?」「箱根」はいはい、世間話はその辺にしておくれ。どうでもいいけど、パンクさん、パンクって英名はどうよ?
香港人の中でこういうのはカッコイイ部類に入るのかな?フルーツだとか、アレキサンドルとかヌードルとか、ディオールとか。カッコイイ英名?声もかけにくいよ?「パンク~!!」って黄色い声で言えないでしょ。なんかこぶしあげて「パンク!パンク!」連呼しちゃう感じじゃない?(笑)ともかく、陳光栄が電子ピアノについて、おお、生演奏~♪イーは昔からギター1本だけで歌うのが好き、(※注意、ギター1本、自分が持つんじゃなくて、誰かに弾いてもらってです)と言っていたように、今回はギターではないけどピアノのみでの弾き語り(だから人にやってもらってるんだってば)ですよ。まずは「同一秒」。

「2曲目どうする?」
「そうだな、僕=バラードでしょ?やっぱ「同一秒」かな。」
「何で?他にもあるじゃん。」
「だって、去年使った字幕もあるでしょ?安上がり、安上がり~。」

思った通り、後ろのスクリーンには「同一秒」の翻訳歌詞が映されました。でもね、これは本当にいい曲。凄く好きな曲なんですよ、私も。「風雲」と違い、やさし~く、やさし~く歌うイーキンに会場は腰砕け状態。次は北京語と英語で歌うJSのイメージソング。私は初めて聞く曲。きっともう録音してある(とうわさの)後は出すだけ(頼むよEEG)の北京語CDの曲ではないでしょうか。静かな曲でしたね。北京語は格段によくなってる感じでした。北京語からいつのまに英語になったの?ってのはあったけど。(笑)そして3曲目は亡きロー・マン先生の歌。「俺たちの旅」(by中村雅俊)のカバー曲を、広東語と日本語で歌いました。実は私、この歌知らないんです。いやいや、歳誤魔化してませんって。マジマジ。中村雅俊氏のドラマで私が知ってるのは「ゆうひが丘の総理大臣」ぐらいですよ。その時中学生でしたからね。私より、一世代上の方の「懐かしい曲」ではないでしょうかね。イーキン、2番目の歌詞から日本語で歌いました。勿論、会場大きな拍手。正直言って途中かなり怪しい(笑)ところもありがましたが、それはきっと前回の「恋の予感」と比べてしまうからでしょう。あれは上出来でしたからね。今回は歌詞カード見てないだけでも進化したと言えるでしょう。(進化ってポケモンかよ)それにしても日本語で聞くと本当にイーキンの歌は声から何からいいなーって思っちゃう。1曲でいいから、イーキンオリジナルの日本語の曲を作って欲しいな。それよか新しいCDだわよ。早く出して欲しいと心から思いましたね。

3曲終えて陳光栄は退場。席についてトークタイム。スクリーンには品川プリンスで上映された「古惑仔6」や「中華英雄」「東京攻略」といった作品が次々に映し出されてそのたびに「キャー」とか「ワー」とかの歓声。イーキン自身も自分の姿を眺めて「ワー」と驚いて見せてました。「僕の最近の映画見た?」という問いかけに客席前方が反応。「「奥様は18歳」見た人?」パラパラ手を上げたり「見た」と答える前方。「そんなもん?もっと見てる人いるよね。」ってさ、あんた2000人もいるんだから全体に振りなよ。前の方の人とだけと会話すんなっつーの。客席右前方しかも3、4列目あたりの人しか会話に乗れてなかったじゃん。その他置いてきぼりかよ。「阿Saとの共演はどうだった?」「良かったよ。今の若い人がどんなか勉強になった。」「最近撮ってる映画は?」「「ドラキュラキュラ」ってタイトル(何じゃそのタイトル)で、キョンシーと鉄人(?)の役。キョ、キョ、キョンシー!!!キョンシーゆうたか今?(byさんま風)キョンシーって、前に手ぇ突き出してピョンピョン跳ねる役?顔にオバQメイクした?見たいなー、皆がまっすぐピョンピョン飛んでる中横飛びしてるイーキンを。もしくはテンポずれてるイーキンを。(笑)「誰と共演?」「エディソン・チャン、映画の王様アンソニー・ウォン、それにジャッキー・チェンも出るんだ。」会場「おお~」の反応。「日本でも上映される予定だよ。」に更に大きな歓声と拍手。まあ、イーキンにしては出演者から映画のタイトルまでよく覚えてた事。いや、今やってるから分かってるだけか。「今」の事なら分かってるんだね。この辺りよく覚えてないけど、ジェリーが帰ろうとするんだよね、したら「次の曲はお前にも手伝ってもらわないと。皆も聞きたいよね?」と客席を煽るイーキン。台本通りに進んでる感じですね。(笑)ジェリーと2人で歌うのは「友情歳月」。2人してアンプに片足かけて「マドロスさんポーズ」。(命名私。かけた片足に腕を置いて前屈みになり「海が俺を呼んでるぜ」みたいなね)カッコつけてるジェリーがおかしかった。

~グランドフィナーレはこの曲~
「さあ、楽しかった時間もあっという間に過ぎてしまい、もうお別れしなくてはいけません。」ジェリーの言葉に会場は「ええー!!!」。それでもさくさくとイーソン、ルイスをステージに呼ぶジェリー。走り込んでやって来るイーソンのあとから、赤いジャージの上下に着替え、お帰りモードのルイスがのっそりとやってきて会場の笑いを誘ってました。陳光栄から順にルイスと一言ずつ挨拶。イーソンはブルース・リーの「考えるな、感じるんだ」の名セリフを物まねでやって見せてました。そこまでサービスしなくても^^;「ミュージシャン」撤回しそうになった私でした。イーキンは「香港、中国、日本とがんばりますので応援して下さい。」と言ってましたかね。ジェリーが関係者諸々に謝辞を述べたあとは大フィナーレ。曲は勿論「togerther」!!!イーソンがイーキンとハモった時はイーキンがつられて音外すんじゃないかってヒヤヒヤした。英語の部分はイーソンが巻き舌よろしく歌ってくれたし、ルイスは・・・ルイス、帰りたい?(爆笑)本当に具合が悪いのにがんばって出てくれてありがとうね。ところで、皆さんイーの顔に見とれ過ぎてて気が付かなかったかもしれませんが、蛍光棒仕切るイーの腰つき、見ました?オカマチックな動きが私のツボにぴったりはまっちまいましたよ。ええ!?見てないの?そうだな、何て言ったらいいの?手が右なら腰は左に手が左なら腰は右に。腰だけ動かしてね。それを少しオーバー気味に。はい、「togerther」のリズムでPCの前でやってみましょう。はい、ワ~ン、ツ~、ワ~ン、ツ~。どう?笑えるでしょ?やってたんだって、マジで。腹抱えて笑っちゃったわよ、私。見てなかった?もう、皆のぼせ過ぎ。(笑)さあ、そんなこんなでお歌も終わり、皆手を振ってお別れ。イーキンは舞台の端から端へ手を振って別れを惜しみ、前に詰め掛けるファンとできるだけ握手し、プレゼント受け取っていました。ステージに投げ込まれるプレゼントもあって、それをルイスが蹴飛ばす真似をしてみたり。ルイスやイーソンもファンからの贈物を受け取り、誰もが名残惜しそうに退場して行きました。イーキンはどんどん押しかけるファンにたじろぎながらも、最後に客席全部を見渡して手を大きく振り、その瞬間、イーキンの目は心持ち潤んでいたように見えた私でした。楽しかったよ、イーキン!

今回のこのイベントは凄く面白かった。まるで段取りのいい「勁歌金曲」見てるみたいでよかったわ~。こういうのが恒例化して、男性だけでなく女性も出演したり、もっと時間が長くなったりしたらいいのに~、と思いました。歌っていいですよね。言葉の壁を越えて、一緒に楽しむ時間が作れるんですから。私の中でイーキン=映画俳優ですが、歌はずっと続けて欲しいなと思いました。そして私も、次回は衣装でなく、蛍光棒に凝らなきゃ、と反省。いや~、凄かった、ハートのは勿論の事、「家から蛍光灯持ってきた?」みたいなピンクのでっかい棒持ってる人もいたし、棒の中で色がクルクル絡んでるようなのも、そして蛍光ウチワを見た時にゃ、「クラゲか?!」とビックらこきました。あれって市販されてるんですか?いやいや、勉強になりました。(笑)
という事で、イーキンファンの皆さん、こういったイベントとは別に、次回はやはりイーキンオンリーのステージ、見たいですよね~♪それが実現するよう、これからも応援して行きましょう!

Text by Masaka