2002年9月1日 防災の日 メチャクチャ暑かった日 そして、まさかがメチャメチャ燃えてた日

e_3だが・・・・ぴゅ~~~(北風の音)
「質問コーナーなかったじゃ~~~~~~んんんん!!!!!!」(絶叫)
出番なし。「特別枠」の意味なし。司会が関谷さんじゃなかったから?テレ東がすべて仕切ってから?
ううん。全ては私のせい。突っ込み野郎なくせして以外と段取り女な私のせいなの!
入り込める隙はいくらでもあったのに、テレ東さんの進行を重視したがために入りそびれた私。
皆許して~!自分の責務を果たせなくて落ち込むまさか。 

だ・け・ど、いきなりまさかの回想シーン・・・。

限りなく完璧に近く歌詞を覚えている唯一の曲「Together」をバックに目と目が合うまさかとE。
「そんなに見つめてると、他の人に嫉妬されちゃうじゃないの。」
E「だって、今ここで突っ込まれたらどうしようかって、君から目が離せないんだよ。」
「いや~ん、いくらなんでも始まったばっかりから突っ込んだりしないわよ。」
E「えへへ、お手柔らかにね。」
そんな心の一人芝居をしただけで、個人的には大満足♪ぜ~んぜん、落ち込んでないの~。おほほ。

さて、開場1時間前に渋谷に着いた私。ちょうど1回目のお客さんが出てきたところでした。地方のお友達とのご挨拶もそこそこに、1回目を見終わったメンじーさんを捕まえてあれこれ聞こうとしたら開口一発「盛り上がんなかったよ~」。ええ!!どういうこと?!こりゃあ、性根入れて事情聴取せねばと近くのお店に移動。よくよく聞いてみると、テレ東の宣伝色いっぱいでサクサクと進行。時間が余ったくらいだと。お客さんも盛り上がりたいのに盛り上がれない、乗り切れない感じだったらしい。とは言え、イーキン本人は通訳の周さん用に自らスタンドマイクを取りに行ってスタッフぶり、あ、いや、気配り振りを発揮、クイズコーナーでは猫の鳴き真似、抽選コーナーでは浴衣を着たファンに「浴衣にその髪型は似合わない」と発言等など、本人は結構やらかしてたらしい。(笑)「会場は冷房ガンガンで寒かったし、ゆるゆるなんだけど、妙に緊張した雰囲気だった。」と残念そうにつぶやくメンじーさん。ああ、イーキンよ、☆目ファンをまた一人逃したか?と思った瞬間「でも、クイズコーナーで答えてこれGETした~♪」と、「ETeRNITY」の横長ポスターを店の中で広げて見せるメンじーさんの顔はデレデレ。(笑)なんでも、「僕の兄弟は?」というクイズで、当てられた人が間違えた瞬間、前の人の頭を突く勢いで手を上げたらしい。勿論、メンじーさん回答権を獲得。E:「どっかであったよな、こんな場面が。これってデジャブー?」違うのよイーキン。3年前の第1回FCパーティー、質問タイムの時もメンじーさんはその速さでもって質問権を獲得し、私にマイクを譲ってくれたのよ!思い出した?思い出してないよね、イーキン。はいはい。

っつーことで、「混沌と混乱、怒涛の2回目」(なんこさんタイトル)リポートの始まり始まり~(こっからかよ)インタビューはほぼノーカットでお送りしますので、お茶でも飲みながらお楽しみ下さいませ。

e_5ライブハウスサイズの会場に、ファンは150名ぐらい?皆今か、今かと待っていると「香港明星迷」の宣伝ビデオがスタート。これがまた会場左端にハイビジョンテレビが置いてあって、右端にいた私から全然見えない。後ろの方にいた人も画面の枠しか見えなかったとの声が。あれくらいステージの真ん中に設置しときゃいいじゃないの。その上映が終わってスモークの中「Together」歌いながら出てくるイーキンの邪魔になると思ったんでしょうけど、そんな前に出さなきゃいいだけで、もし邪魔だったらイーキンが片づけるって。(おいおい)冗談はさて置き、「Together」を歌いながら香港明星イーキンの登場です。さすが2回目はつわもの揃い。この出だしから歓声と手拍子でノリノリ。私が盛り上げるまでもございません。当のイーキン、髪はちゃんとセットされていてお肌の調子もよさそう。だが、そんなにお気に入りかと思うほど裾がヨレている緑色の長袖Tシャツに、襟元から覗く白のTシャツ。ボトムは裾が足りなくて継ぎ足したかのようなデザインのGパン。(服に詳しくないのでもしかしたらお高いものかも)足元は黒の布地のシューズ。あなた、手ぇ抜き過ぎ。(笑)もぉ~~~マイケルがいた時はこんな事無かったのに~~~。でも、ビシッとしてい ようがいまいが生イーキンを見ただけで満足な私。その証拠に、お洋服に詳しいシェリーさんに「奥さんあの服何とも思わなかったんでしょ?」と聞かれたから「うん。」と真顔で答えると、「呆れたわ~」って顔で笑われちゃったわ。あっははは♪やられてる~、生麺にあたっちゃったわ。麻痺してる自分が恐い~。
「Together」を歌いながらイーキンは客席を見渡し、笑いかけ、手を振り返し、まさにスター様。「歌ってる時はやっぱり明星だわ。」などと思っていたら、ひときわ嬉しそうな顔。間奏中何か一生懸命思い出そうとして出た言葉が「モォモォちゃ~ん」。会場爆笑。モモちゃんこと、ポストペットモモちゃんをいつも手にしている我らがウサコちゃんの事だと、そう分かってる人の笑いだけではあんなにウケませんって。じゃ何かって言うとイーキンの「モモちゃん」の言い方ね。発音は合ってるんだけど、からくりTVに出てくるボビーのような「モォモォ」と間延びしてる感じ。(笑)イーキン、いいよ、日本語覚えなくって。日本語はあなたに合わない。(そこまで言わなくても、自分)記憶にないのだけど、多分、この後なのよねイーキンが私を見つけたのは。「ああ、いたいた」といった表情をしたあとずっと私を見詰めるイーキン。「そんなに見詰めてると・・・」「だって、今ここで・・・」もう、ええっちゅうに!冒頭に戻ってどないすんねん。

さ、歌い終わったイーキン。直立不動でマイクを両手で握り締め、「キョウハ タノシンデ クダサイ。」と日本語でご挨拶。「キャー!!」という黄色い声のかわりに「おおお~~~」というどよめき。&よくできました~の拍手。皆さ、少しは若返ろうよ。(笑)いや、若い人だっているんだから、リアクションは実年齢引く10歳。10代か20代のつもりで黄色くいかないと。さあ、そこへテレビ東京の若いアナウンサーさんと通訳の周さん登場。思わず「サミュエル!」と声をかけそうになった私。周さんはやはり周さんって呼び方が一番と、ぐっとこらえました。アナウンサーさんが「日本語をありがとうございました」と言うと照れくさそうに「いい加減に言いました」とイーキン。会場の笑いをよそにアナウンサーさんサクサクと先に上映したVTRの解説。1回目にもやったのかどうか、自己紹介し終えたアナウンサーさんに「北京語が上手なんでしょ?ちょっと言ってみて。」とイーキン。新人アナは(なぜ新人と決めつけるか、自分)なんでもこなさなくてはいけないと教わったのか、自信があったのか臆することなく北京語でご挨拶。またもや「おお~~」のどよめき。まあ、これはどよめくしかないよね。(笑)

~お礼合戦~
さて、インタビューの始まりです。
アナ「日本のドラマ出演の感想を」
E「海外のドラマは日本のテレビドラマが初めてなので、本当に素晴らしい機会でした。」
E「初めて体験した日本の記者会見は?」
E「香港と全く違うやり方でびっくりしました。香港で記者会見する時はすごく明るいところでやります。(会場笑い)ですが照明も暗く、まるでショーをやるような感じですごく楽しかった。」
ここで「香港明星迷」プロデューサーの橋本女史が登場。座ってドラマ撮影でのエピソードなど語る事に。
アナ「橋本さん自身が香港明星迷だとか」
「(暴露されて照れる橋本さん)十数年前、チョウ・ユンファさんのファンで、しばしば香港を訪れておりました。」
周さんの通訳に耳を傾けていたイーキン、通訳が終わっても二人が自分を見ているので「香港の印象はいかがでした?」と逆にインタビューする気配り。しかし、これには橋本さんが慌ててしまい、何を思ったか「いえ、いえ。イーキンさんが来て下さって本望です。」と返答。
E「逆にご指名頂きましてありがとうございます。感激しております。」
「こちらこそ、お受け頂きましてありがとうございます。」
E「とんでもないです、ありがとうございます。」
ってあんた達、延々続けるつもりかい!

~お礼合戦~
さて、インタビューの始まりです。
アナ「日本のドラマ出演の感想を」
E「海外のドラマは日本のテレビドラマが初めてなので、本当に素晴らしい機会でした。」
E「初めて体験した日本の記者会見は?」
E「香港と全く違うやり方でびっくりしました。香港で記者会見する時はすごく明るいところでやります。(会場笑い)ですが照明も暗く、まるでショーをやるような感じですごく楽しかった。」
ここで「香港明星迷」プロデューサーの橋本女史が登場。座ってドラマ撮影でのエピソードなど語る事に。
アナ「橋本さん自身が香港明星迷だとか」
「(暴露されて照れる橋本さん)十数年前、チョウ・ユンファさんのファンで、しばしば香港を訪れておりました。」
周さんの通訳に耳を傾けていたイーキン、通訳が終わっても二人が自分を見ているので「香港の印象はいかがでした?」と逆にインタビューする気配り。しかし、これには橋本さんが慌ててしまい、何を思ったか「いえ、いえ。イーキンさんが来て下さって本望です。」と返答。
E「逆にご指名頂きましてありがとうございます。感激しております。」
「こちらこそ、お受け頂きましてありがとうございます。」
E「とんでもないです、ありがとうございます。」
ってあんた達、延々続けるつもりかい!

~僕ってスター?~
アナ「数いる香港明星の中からイーキンさんを選ばれた理由は?」
「もう、イーキンさん以外考えられなかったです。」
(会場割れんばかりの拍手)(『ある程度香港で知名度があって、テレビドラマのチョイ役を引き受けてくれる気さくな香港明星は彼以外にいません。今回はプロモで日本に何度も来ていいよと言う条件が付いてますんで、ホイホイ引き受けてくださいました。』って言うのは私が勝手に作ったコメント。よい子は鵜呑みにしないように。(笑))
「監督からなるべくクールな方にお願いしたいと言う要望がありまして、(当然会場笑いの渦)ご本人とはお会いしていなかったものですから、本人意外と、あの、気さくな方で。(しどろもどろの橋本さんに会場さらにウケる)「古惑仔」や「東京攻略」「Good Bye Mr.cool」とかではクールなイメージがありますよね。台本ではそんな香港明星が、ニコニコっとやってくるというギャップを描きたかったので出演をお願いしました。」
長い通訳の後、橋本さんと目が合ったイーキンは照れくさそうに小さく「多謝」と一言。(『そうか、そんな意味があったのか、あの台本は。』と今頃思ったに違いないイーキン。ジョークジョーク)
アナ「橋本さんからイーキンさんへ質問がありますか?」
「日本と香港の撮影の違いと言うのはありますか。」
E「スケジュール管理が素晴らしいです。香港の撮影ではあまりスケジュール管理が無いんです。24時間フル回転で、役者としては休む時間がほとんどありません。(凄いなー、休む暇もないのにその貴重な休み時間をゲームに使う男ですよ)もう一つは、役者として非常に尊重してくれるところですね。日本は衣装やメイクさんがちゃんとしてるけど、香港だと衣装とかは役者が自分で管理しないといけないんです。撮影中に衣装を間違えてしまうとお前の責任だと、役者のせいにされてしまうんです。」
ほー、これは初耳。そういうもんなんだ。役者を尊重してくれないって言うからてっきり「誰も僕のことスター扱いしてくれない」って事かと思ったよ。まあ、スター扱いされてないみたいだけど。(笑)だって、スタッフに限らず一般人に「イーキン、イーキン」って知合い呼ぶみたいに声かけられちゃうんだもの。日本で仕事すると至れり尽くせり、「スター、イーキン・チェン様」って扱ってくれるから気持ちいいだろうね。でも、そうされたからといって勘違いしないのがこの人の凄いところ。

~逃げてる女(ひと)~
「(撮影の時、出演者は)食事を一緒にとらないと聞きましたが。」
E「一緒に食べるという事もありますけど、場合によっては皆食べる時間がずれてしまうんです。」
「それぞれ別に食べるんですか?」
E「現場で監督が食べてはいけないといったら食べれません。」(お預け食らってる犬状態を連想する私)
その答えを聞いて、これ以上食い物の話しててもな~と思ったのか口篭もりながら橋本さんがボソッと「まあ、そんなところで。」って、それ締めの言葉なの?(笑)しかし、アナウンサーさんがフォローしきれないでいる間を察知して、橋本さん次の質問に。
「3女優にどんな印象を持ちましたか?薬師丸さんから。」
E「中学生の時、友人で薬師丸さんのファンがいて、いっぱい集めていた写真を見た事があります。今回本物の薬師丸さんにお会いしてびっくりしました。十何年前とぜんぜん変わらない、若くてキレイですね。しかも100万ドルの笑顔で。(会場笑い。100万ドルって周さん)言葉の問題であんまりコミュニケーション取れなかったかもしれませんが、いいなって感じました。」
「室井さんはどうでしたか?」(何故か会場笑う)
室井さんは日本人が見ても独特の雰囲気のある人ですからね、イーキンがどうコメントするか興味津々。
E「お会いする前に噂は色々聞きました。風水に詳しいとか。会って確かにそういう雰囲気だなと納得しました。あと、室井さんは「お姉様」って言う感じがしますね。(「お姉様」の訳に笑う会場)ムードメーカーとしても巧みで、雰囲気をコントロールすると言う点で凄く感心しました。物事を全般的に見渡せる能力も持ってらっしゃるじゃないかと思います。(通訳を聞き終わってすぐ)今の正しいですか?」(会場笑い)人に確認すんな。それにしても以外に観察力があるじゃないかイーキン。それとも周さんの4割り増しの通訳のおかげか?(笑)橋本さんが「その場の空気を掴むのが凄く上手い人です。」というとイーキン一安心。
E「山本未来さんは、3人の中では非常にファッショナブルな方で、聞いた話ではお父様が有名なファッションデザイナーという事で、その影響も受けているんでしょうね。何となく山本さんはアクション映画が似合ってるんじゃないかと思います。初めてお会いした時、映画の「不夜城」の中で金城武さんが山本さんの手を引っ張って逃亡するシーンが浮かんで、逃亡、逃げているっていう、そういうイメージがあります。」(会場笑)
「このドラマでも活動的な役どころでしたね。」
E「非常にアクティブな感じがして、とにかく顔を見ると「逃げてる」って言うのが浮かんできました。」(会場爆笑い)
あだ名を付けるのが好きなイーキンの中では、山本さん、あなたのニックネームは「逃げる女」と決定したようです。彼が会話の中で山本さんのことを口にすると「あのほら、「逃げてる女」」と使われる事でしょう。

~イーキン、褒め殺される~
「逆に薬師丸さんに伺ったところ、スターとしてちゃんとしていらっしゃると、ファンの人にこんなにサービス旺盛なのかとビックリしていらっしゃいました。コンサートのシーンを撮ったんですけど、この中で撮影に参加された方はどれくらいいらっしゃるんでしょうか?(会場の半数近くが手を上げる)凄くいらっしゃるんですね!これ(香港明星迷チラシを出して)に写ってらっしゃる方いらっしゃいます?」すかさず手を上げ体を乗り出したのがウサコちゃん。「モモちゃん」と嬉しそうに言うイーキン。
「大丈夫ですか?これいろんなところにばら撒かれますけど。(会場笑い。ウサコちゃん「大丈夫です!」と大きくお返事してました。)このシーンがこのドラマのクライマックスなんですけど、理工大学で撮影し、丸1日かかりました。カメラが1台なので、「Together」を途中で止めたりもしながら何回も何回もイーキンさんに歌って頂いたんですが、前説も繋ぎも要らないでファンの方には最初から盛り上がって頂きました。イーキンさんが凄いなと思ったのは、普通日本の歌手だと「繋ぎは誰」とか「前説は誰」とか気にするのに、(撮影が)途中で止まってもちゃんと繋いで下さって、会場を盛り上げて下さるんですね。日本の、誰とは言いませんが(会場笑い)見習って欲しいなと思ったくらいです。監督も含め皆「これは凄い。こういうのがプロ精神だ。」と皆感激していました。(会場拍手喝采)」イーキンが褒められてるのに、「誰とは言いませんが」って誰?サブちゃん?たかし?いくぞうか?と頭グルグルしてた私。
E「皆、橋本さんのお話し感動的だと思わない?まあ、本当はそうじゃない(感動するほどのことじゃない)んだと思うんですけど。(会場笑い。確かに、繋いだは繋いだけど、超ゆるゆるなね。詳しくは「なんこさんの02’04.21TV東京エキストラレポ」をご参照あれ)僕としては、わざわざ香港まで来て頂いたファンの人に何か出来ないかなと自然にそうしただけで、大した事ではありません。」(会場感心の拍手)
「本当に皆と一緒になって撮影できて、この場をお借りしてお礼申し上げます。」(会場拍手)

その2へ続く