ども~おまっとさんでした~。(byキンキン)久々に昭和ネタブチまけながら、まさかのイベントレポ開始です~!イーがラジオ番組に出ると聞いたのはいつでしたっけ?19日は韓国のライブイベントに参加と聞いてから(最初っからあまり期待してはいなかったけど)「カムイ」の舞台挨拶は完全なしだと諦めていた私の元に12日にラジオ出演のお知らせが。待てよ、その翌日はプレミア試写会じゃん。まさか、それにも出演か?とまあ、あっという間に情報が飛び交い、チケットも飛び交い、私も「飛びます、飛びます」(byじろーさん)さあ、チケットを手にやってまいりました、文化放送。客の入りが悪いんじゃないかという予想に反して、続々集まる人々。エレベーターに乗れるギリギリの人数ずつ12階へピストン輸送される私達。エレベーターの中は興奮の空気が充満しておりました。会場には椅子が並べられており、正面にステージ、その後ろにスクリーン。会場左には会議用の長テーブルが置かれ、司会の関谷さんが一押しのアーティスト、カリル・フォンやイーソン・チャン、イーキン、そしてレスリーのポスターやCDが展示されていました。なんて様子は席をゲットしてから気づいたの。7月のイベント同様、今回もかぶりつきでございます。ほほほ。下手すると鼻の穴が見える位置でございます。朝早くに並んだ甲斐があった~。地球に生まれてよかった~!(by裕二)

※以下、録音もメモも取っていませんでしたので、話の順もバラバラだし、会話も私の脳みそで感じたままですので、そのつもりで読んでいただければ幸いです。間違っているところや補足がございましたら、ぜひ掲示板に書き込んで下さい。

予定時間2時間のうち、前半は関谷さんの香港ポップス最新情報。その後、通訳の周さんとイーキン話。よきところで(と関谷さんが言いました)イー登場という流れ。周さんは既に会場にいらしてました。さあ、文化放送のアナウンサーさんの紹介で関谷さん登場です。入口1箇所かと思っていましたが、ステージ向かって右から登場。やわらかい笑顔は10年前と変わっていませんでしたね~。「大変な世の中ですけど、頑張りましょう。」と番組開始です。まずはこの日がお誕生日だというレスリーのお話。レスリーと何度か会ったことがあるという関谷さんはその美しさをなんとか言葉にしようとしていましたが、「本当にきれい」としかいいようがないんですね。でも言葉に出来ない部分でその思いはお客さんに伝わっていましたよ。彼のコンサートの映像が流れると会場からすすり泣きが・・・。始まりがこんなで大丈夫かな~。(~_~;)次は関谷さん今一押しのアーティスト、カリル・フォンの紹介。関谷さんかなり面食いのようで、「顔はよくないんだけど。」と何度も言いました。いやいや、顔と才能は別ですよ。日本だって今はビジュアルよりサウンドでしょう。さんざん顔のことを言った後の為か、画面に登場したカリルはそんなにひどくはありませんでした。(笑)お次は皆さんご存じのイーソン・チャン。これもまた顔のことを言う関谷さん。「でも、彼はいい人なの。次にジャッキー・チェン(チュン?)のインタビューがあるのに、イーソンが遅れてきたものだから、インタビューもそこそこにホテルを出てジャッキーに遅れると電話したら、「大丈夫だよ、いまイーソンから電話あったから。」って、イーソンが電話してくれていたんですよ。」イーソン、いいそ~ん(いいぞ)!(byおやじギャグ)そして、周さんをステージにあげてイーキン話の始まり始まり~。

「普段のイーキンさんはどんな人です?」
「普通です。」(と普通に答える周さん。何の特徴もなしって感じ。)
「舞台そでにいる時も普通なんですよね。でも、舞台に上がるとフワーッとオーラが出てくるんですよ。(出てたっけ?)食事とか一緒にしますか?」
「香港で食事をする時ってみんな三々五々やってきて三々五々帰って行くんですが、彼も一人で携帯いじりながら紙袋提げてやってきたりします。普通のお兄さんですね。」
「食事の時、イーキンさんはどんな感じです?」
「自分はあんまり食べないで、人にお茶や食事を運んだりしています。」(ウェイターかよ!)
「お酒はどうです?飲んだりしています?」
「飲んだりもしますが、やっぱり、お茶や料理を運んでいますね。」(やっぱウェイターじゃん!)
「イーキンさんお酒強そうですよね?昨年の四川チャリティーの打ち上げでジャッキーがベロンベロンに酔っている側で、背筋伸ばしてピシッとしていましたよ。先輩に注がれて結構飲んでいたと思うけど、変わらなかったですね。」(中国通の人の話では、香港人はお酒に弱い人が多いそうです。大陸の方が強いらしい。)
「彼は表現がストレートですよね?日本の女の子は太っているとか。」(会場大爆笑)
「彼の名誉のために言いたいんですが、私が思うに通訳を間違えたんだと思います。彼は「「肥」太っている」と言ったのではなく、「○×△」(なんかフランス語っぽく聞こえた)ふっくらとしている、見ていて幸せになる感じといいますか、そういう言葉があるんですが、たぶん、そちらの方を言ったのだと思います。」
「彼は口下手だから大変じゃありません?」(口下手?関谷さん、イーに対して表現が下手で寡黙なイメージがあるらしい。はっきり言って奴はおしゃべりです。ペラ男です。仲良くなればなるほど、ペラ男です。周さん、よくわかっているようで、関谷さんの言葉に首をかしげながら、)
「口下手ではないと思います。よく、私がいい表現に変えて通訳していると思われているようですが、そんなことはありません。彼の言葉づかいはとてもきちんとしているんです。」(周さん、ビバで2~3割増しの通訳と言っているのを知っていたのかしら?)
「イーキンさんがカムイの撮影のために日本で武術を習った時もずっと一緒だったんですよね?」
「はい。彼はとても呑み込みが早くて「わかりました。」なんて簡単にいうものですから、日本の殺陣師の方が本当にわかったのかと心配していました。でも、本番はちゃんと出来ていたんです。」
「イーキンさんの通訳をしていて注意していることはありますか?」
「私はいつも彼に前に出てと言っています。彼は言わないとどんどん下がってしまうんです。」
(これも会場は大ウケ。香港版歌謡祭、勁歌金曲なんかでスターが勢揃いするといつの間にやら「イーキンを探せ」状態になっている。気を遣いすぎというか、自分を前面に出す気が更々ないところがイーキンのスターらしくないところ。よくそんなんでし烈な香港芸能界を生き抜いてきたもんだ。)
「通訳をされていて一番大変だった人は?」
「ジョン・ウー監督です。彼は途中で話を止めないでくれというのです。あるとき彼は20分話しました。中国語のセンテンスはとても短いのですが、日本語にすると2~3倍くらいになるんです。彼が20分話したら当然、1時間ぐらいは訳があるんです。それを何とか18分にまとめたら「君はしゃべり過ぎだ」と言われました。」
ちなみに、周さんが初めて通訳をしたのは「南京のキリスト」で来日したレオン・カーファイだったそうです。初めて通訳をする相手とは事前に会話をしてどのようなイメージの人か掴んでおくのだとか。その人の雰囲気をも訳した言葉に反映させようとしているんですね。周さん、プロです。

さあ、いよいよよき頃かなという時間が来たらしく、イーキン到着。さすがに10年前のファンミのように「みんなでイーキンさんを呼びましょう」は無く、関谷さんの紹介で颯爽と登場。濃い茶色のジャケットに中は白のTシャツ。下は同じ濃い茶の裾すぼまりのパンツで足元は編上げの明るい茶のブーツ。紐がゆるゆるに縛られていて、すぐに着脱できるようになっている。結構ものぐさ?パンツの丈が足首に届いてなくてツンツルテンではありますが、おおむね合格。「コンバンワ」と手を振るイー。すかさず周さんが前へと促す。それを見て笑うお客さんに1歩後退してしまったイー。周さんが説明すると「おお」と言って大きく1歩前に出るイー。もっと前に出てこないかと、思わず両手でカモンカモンしてしまいました私。「今日はすごい雨の中来て下さってありがとうございました。」とご挨拶。(私達が入場した時は本降りではなかったのですが、イーが到着した時はザンザン降りだったらしい。)先にプレス向けに写真撮影があるということで、カメラマンが前にずらりと(といっても1列だけど)出てきました。ステージに立つイーは髪もお肌もすべてが完璧。カメラ目線もバッチリ。でも、何かが違う・・・。あの襟は何?ジャケットは完璧なのに、その襟にビーッと貼られているのはガムテープ?!(゜o゜)中に着ている白いTシャツにもガムテ。襟あしにもガムテ。なに?なんなのあれは?どこか撮影現場から駆け付けたから剥がし忘れたのか?いや、ピンマイクを仕込んでいるのでは?ざわつく会場に気付かないのはイー1人。私達の声にカメラマンの女性が気付き、「そのガムテープはいいんですか?」と聞いて下さいましたが、どこからか大丈夫という声がして撮影は続行。ふーん、大丈夫なんだ。(-。-)y-゜゜゜って、大丈夫じゃないだろ~!!\(>o<)/何がいいんですか?それってまさか、衣装ですか?どこのブランドですかそんな突っ込んでいいのか悪いのか、リアルすぎるガムテープをべったりくっ付けるブランドは!白黒はっきりつけましょうよ。と私の頭の中はグールグル。?\(◎o◎)/?

写真撮影が終わり、関谷さんもさすがに服の事を聞かないわけにはいかず問いかけると、「仮縫いの途中なんです。」との返事。なんだ、そうなのか。(~_~;)もう、着替えてくればいいじゃん。「冗談です。」ええ!! \(◎o◎)/冗談??いやいや、冗談にしないでくれよ、仮縫いの方が納得するってば。「あ、じゃまあ、そういう服だということで。」と関谷さん。まあ、関谷さんがそういうならしょうがない、笑って済ませるか。ははは。(T。T)はぁ~(ため息)完璧と思えたのに、やはりあと1歩何かが足りないイーでした。ささ、気を取り直してトークトーク。話が始まると服なんかもうどうでもいい。ガムテだろうが、マジテだろうが、服に付いていようが肌に直接貼っていようがもうイーの顔以外なにも目に入らない私。顔があれば体がドラちゃんのように二頭身でも構わない。って、そこまで言うか自分。落ち着け。

「幻の同性愛映画」

トークの始まりはこの日がレスリーの誕生日だという話題から。「おう」と小さく驚きの声を上げたイーは「彼はとても尊敬するすばらしい先輩でした。」と展示してあるポスターを見ながらコメント。「何か思い出はありますか?」と聞かれ、イベントや東京国際映画祭で食事をしたりしたが共演はなかったと残念そうに答えるイー。。「彼から映画を撮りたいから出てくれないかという話がありました。」「どんな役?」「えー、忘れてしまいました。(笑)サンサンが覚えていると思う。」と客席の後ろにいるサンサンに振るイー。「ああ、同性愛の映画ですね。」「同性愛?(目つきが変わる関谷さん)それは見たいですね。サンサンとレスリーはとても仲が良かったそうですから、彼の遺志を継いで作らないんですか?」「サンサンが手を横に振っているから実現しないでしょうね。」と少し安心したかのようなイー。でも、少々内股気味に座る姿がオネエなんですけど。普通に座っているんだけど、たまに膝を合わせるのでオネエ座りに見えるのよね。水飲もうとして足の間にマイクを挟んだ姿に奥さん卒倒しそうになりました。(いや~ん(#^.^#)こらこら)「いつも体型を維持していますよね。痩せましたか?」勘のいいイーは、日本に来たらこの話題と思っているのかすかさず「皆さんも痩せていますよね?」と会場に振る。期せずしてその話になったものだから会場は大ウケ。もうすぐ公開になる『風雲』のイメージを壊さないようにキープしているとの事。プロ発言に奥さん感心しちゃいました。

「何いってんだ?俺。~98コンサートのVTRを見ながら~」

事前にイーが選んだ曲を98年のコンサ―トVで見ながらのトーク。最初に流れたVは「一個人為?甘去蹈火海的人」。後ろのスクリーンを見上げるイーの後頭部を見つめる私。OK。まだ大丈夫。何確認しているんだ自分。炎をイメージした衣装を着たダンサー達が踊る中、下からビヨ~~~~ンと飛び出してくる真っ赤な衣装のイー。人間トースター超かっこいい。でもダンサーと合流して踊りだすと、会場に笑い声が。イーも思わず振り向いて苦笑い。「今度のコンサートにはダンスもあるんですか?」との問いに、「歌やダンスを練習していますので、これより進歩したものをお見せしたいと思っています。」っつーことは、ダンスありってことですね。すると関谷さん、過去に台湾の野外イベントでジジ・ライとイーキンが「古惑仔」を再現するような寸劇をして歌うというのがあったが、その時のイーがカッコよかったからぜひ次回のコンサートにも入れてくれといいだしました。これは98コンサートでもやってまして、それをアレンジしたものなんです。「う~ん。」と返答を渋るイー。「皆さんも見たいですよね?」と客を巻き込んでさらに食い下がる関谷さん。関谷さん、たまになんでそんなに食い下がるの?というところがあるんですよね。関谷さんの食い下がりにイーもまあ、考えてみます的な返事をしたと思う。

「直至消失天與地」シャツを脱ぎ、黒のランニング1枚で遊園地の遊具のようなクルクルと回る舞台に立つイー。そのまあ、腕の太いこと!会場のざわめきに「今の僕と違うところがある?」と振り向いて問いかけるイーに私ってば右腕挙げてガッツポーズをとり、こぶを作ってみせるジェスチャー。「すごくマッチョだよね。でも、今はちょっと違います。」なんだ?なんか自慢げじゃん?だったら「脱いで~!」って言っちゃったよ私ったら!!声に出しちゃったわよ。そこはあなた「見せて~」でしょ?いきなり「脱いで」って欲望丸出しじゃん、自分。(#^.^#;)そんな鼻血ブーな奥さんの要望に「コンサートを楽しみにしていてください。」とサラリと受け流すイー。っつーことは、脱いでくれるってことですね。皆さ~ん!!イー脱ぎますよ~(^◇^)もう42ですから、見収めですよ~~~。

「發見」イー最大のヒット曲です。イントロに続いてちょいと歌ってほしかったな~。と思いながら私が歌っていました。この時の衣装が黒の♪蔦のからま~るチャペ~ルで♪的な柄の入ったシャツだったんですが、よく見ると透けているんですよね。関谷さん「こういうセクシーな衣装も着るんですか?」って結構お体の話好きみたい。(笑)イーの返事は記憶にございません。

「同一秒」白のランニング姿で息を切らせながらコメントしている自分を見て一人笑うイー。「何がおかしいんです?」「今聞くと目茶苦茶なコメントしてる。『コンサートの時は新曲を歌うけど、今回この曲だけが新曲です。』だって。」(あははは、なんじゃそりゃ。)

関谷さんはイーの歌唱力を褒め、CD出さないのかと聞きました。今は昔のように歌もドラマも映画もとなんでもさせてもらえない状況です、と少しつらそうな表情。でもそんな中、11年ぶりにコンサートを開くことになったわけです。応援しに行こうじゃありませんか!皆さん聞き逃していたかもしれませんが、12月のコンサート前にアルバムを出すそうです。どんなアルバムになるんでしょうね?そして、コンサートの出し物は、あいや、構成はどんなものなのでしょうか?楽しみ~~~!(^^)!

「カムイ外伝~新たなる爆弾発言~」

本日のメインイベントです。このために来日したのですから。まずはカムイの予告編上映。つぶれた片目でニヤリと笑う大頭が映ると「おお!!」とどよめく会場。今までのイーとは別人です。撮影の話の中で言っていましたが、友人が見てもどこにいたのかわからなかったと言われて嬉しく思ったそうです。香港ではイメージが固まっていてなかなか他の役にチャレンジできないから、いいチャンスを頂きましたと。カムイの撮影は沖縄であったようですがいつ頃、どれくらいかかりましたか、という問いから始まった映画の話。昨年の夏だというと関谷さん「何月ですか?」と食い下がる。「う~ん」と思いだそうとするイー。気持目が泳いでいるぞ。(笑)すかさず客席どまん前のSさんが「8月」と小声でフォローし手で8を出して見せる。「7月の末から8月だったと思います。」と言いながらイー、Sさんに「だよね?」と確認の目配せ。こらこら、Sさんお前さんのマネージャーじゃないんだから。「そうそう、毎年やるという花火大会があった時です。」と思いだしたが、沖縄の花火大会の日程なんて誰も知らないっつーの。「どれくらいの期間いました?」関谷さん、何でそこまで食い下がる?「2週間ぐらいです。」「お休みありました?」「いえ、仕事で行きましたから。」「でも、撮影のない日だってありますよね?そういう時、海に行って泳いだりしませんでした?」関谷さん、「泳いだでしょ?」と言わんばかりの問いかけ。「えー、正直言うと休みはありました。」やっぱり~、といった顔の関谷さん。これを引き出したかったんですね。でもまさか、その後にこんな話になるとは!「泳いだというか、シュノーケルで潜りました。」シュノーケルを電話のジェスチャーで表して見せるイー。「ああ、じゃあ、お魚とか何見ました?」「ええ、タコの交尾を見ました。」へっ?(・。・)こ、こ、こ、こうび~~~~!!!(@。@;)会場大爆笑後どよめくどよめく。赤面するわ、笑うわ、動揺するわ。何言いだしてんだこの人?でも、本人は涼しい顔。いや、少し自慢顔ですらある。関谷さん、自分のまいた種とはいえ、こんな話題になるとは思わなかったでしょうね。「ええ~、その、タコの愛情表現がいかがなものか私知らないんですが、よくお分かりになりましたね?」としどろもどろ。「色が変わるんですよ。ナショナルジオグラフィックで見たことがあるのですぐわかりました。」ここまで来るとかなり自慢げ。関谷さん、そこは引かないで「よく知ってるね~。すご~い。」と子供を褒めるようにいってあげないと。もうね、40過ぎた男とは全然思えないまさに大細路ですよ。何の邪心もなく、タコの交尾に見入っているイーを想像するだけでも、もう、大笑い。「わー、すげー!ナショナルジオグラフィックのまんまだ~。」ってお前さんはさかなクンか!久々のおもしろ爆弾発言。これぞイーキンですよ。嬉しそうに話すイーの表情を引き出してくれてありがとう、関谷さん。

カムイの話に戻りましょう。
:共演者のどなたかとお話しされましたか?
:小雪さんとはアクションシーンがあったので英語で話しました。(さりげなく英語ができることを強調。多分、あいさつ程度。(笑)松山君とは話していないらしく、「デスノート」や「デトロイトメタルシティ」を見ていい俳優だなと思ったみたいな事をいっていたと思う。)
:香港の撮影との違いは?
:日本はリハーサルからとても真剣ですね。香港ではリハーサルは簡単にして本番で思い切り演じます。例えば小雪さんを蹴るシーンがあったのですが、6回真剣に蹴ったら7回目には彼女吐血しますよね?でも、それくらい真剣にリハーサルするんです。(ここまで聞くとマジで6回蹴ったのかと思いますが、雑誌のインタビューに危険だからリハーサルでは手でやって、本気で蹴るのは本番だけにしたいと監督に頼んだとありました。)
:監督はどんな方でした?
:撮影の時はとても厳しいのですが、それ以外は大きな子供のようでした。新しいものが大好きでいろいろなものに興味がある感じでしたね。(7月のイベントでイーキンとは世界観が似ていると言った監督ですが、もしかするとこういう大細路的なところが似ているのかも)
他にも、納得のいくテイクが映画で採用されるとは限らない。たくさん撮ったものから監督が選ぶから、俳優は常にベストな演技をしなくてはいけない、といったようなことも言っていました。最後に、日本の武術を学んで臨んだシーンを見て下さいとのことでした。ぜひ、劇場で見てください。

映画に関連していうと「風雲」の話もどっかでしたような気がするんですが、10年前との違いを聞かれCGが格段に進歩したと答えた以外覚えていない。(^_^;)すんません。

「質問コーナー」

:皆さんからいただいた質問に答えてください。まず、本当は左利きだけど、お箸は右で持つように直された?
:はい。箸を持つのは右。ピストルは左。剣は右。スプーンは左。左右どちらの手でもサインできます。(すんげー!!両手使いなんじゃん!!めちゃ器用。左右の脳を刺激できて脳みそによさそう。)
:何をしている時が一番幸せですか?
:今こうして皆さんとお会いしている時ですね。家族や友達と食事している時も幸せですね。
(ちょっと成長したじゃん。こないだまでだったら「マンガ読んでいる時」とか「ゲームしている時」とか答えてたと思うよ。)
:アクセサリーや私服は自分で買うのですか?
:(ちょっとびっくり顔。ガムテの服を突っ込まれると思ったのか?)自分で買いに行くこともあります。
:どんなものを?
:ジーンズとか、シューズですね。
:休日は何をしていらっしゃいますか?
:家族や友達と食事をします。バトミントンをしたり、ゲームをしたりもします。
:バトミントンなさるんですか?何がきっかけで始めたんですか?(これもけっこう食い下がっていた関谷さん。まさか、YOYOちゃんとのバトミントン愛報道を知らないわけではないだろうに、まるで気付かないで聞いている感じでした。)
:撮影の合間に共演者とやったのがきっかけです。プロについて習っています。(どよめく会場。)やるからには勝ちたいですから。(とニッコリ)(どんだけムキになってんだよ。すぐへたれそうなイメージのイーだけど、やはり負けん気は強いんだね。こういうところが日本刀の練習を見えないところで努力するという部分に繋がっているのでしょう。)
最後の質問は最近の香港芸能人の相次ぐ結婚報道に関して。遠まわしにイーはどうなんだと聞く関谷さんに、「今のままがいいですね。結果より過程が大事ですから。」とこれも遠まわしな言い方で明言を避けるイーでした。
実は私、質問22個送っているんです。(笑)一問一答かyes or noでということで。こうやってラジオの事を思い返していると、関谷さんのお話の中に私が質問で書いたことが幾つか入っていたことに気付きます。もしかして、質問を送ってきた人のために会話の中にさりげなく入れて下さったのかしら?お酒は強いらしいという噂、ダンスの話、「日本の女性は太っている」発言。関谷さんはさりげなく会話に出してきましたが、私の質問はもっと辛辣で、
・日本に来るたびに「日本の女性は太っている」発言を取り上げられるので正直うんざりしている?
・でもやっぱり、太った子より細い子の方が好き?
ってかなりストレート。でも一番すごかった質問は、
・長髪は自分のトレードマークなので、禿げてきたら引退する?
ですね。さすがにこれを聞く勇気は関谷さんにはなかったことでしょう。もしかすると結婚の話題よりタブーだったかも。(笑)

とまあ、思いだせるだけのことは書きました。これまでになく、たっぷりイーの話を聞けましたね。いつものように周さんが通訳している間もうんうん頷き、時には関谷さんと言葉がかぶってしまって、「Sorry」と手で制してから言葉を続けたり。手は始終動いて感情を表現しようとしていました。客席の方を直視することはなく、まんべんなく見ている感じ。一人一人と目が合うのが怖いのか?(笑)お客さんと目が合って微笑みかければ「一生ついていきます!」ってファンがどれだけ増えるか知れないのに、そんな一本釣りな精神は全くなし。ただ、Uちゃんは違いましたね。遠方からやってきたUちゃんはついついあくびをしてしまい、それを見逃さなかったイー。すかさずあくびする真似。その目の何とも優しいこと。気が付いていました?Uちゃん。イーの優しいまなざしを一人占めしていたんだよ?また、そんなUちゃんを嫉妬の眼で見ないのがイー迷のいいところ。だからこのトークショーは終始とても和やかなムードでした。

最後に締めのお言葉をということで立ち上がった3人。イーはツンツルテンのズボンのすそを直そうと前屈体勢。足を広げりゃいいものを、なんでかきっちり揃えたまま直そうとするイー。後ろから押したら前につんのめってさぞ面白かったろうにという姿ですよ。最後に、レスリーのように尊敬されるような人になるよう努力します、みたいな言葉で締めてイー退場・・・しようとしているところをすかさず私、黒子のようにかがみながら前に出てプレゼントを差し出しました。「おっ」という表情をして受け取ってくれたのを確認してヤドカリのように椅子に戻る私。任務完了。イーは登場と同じく爽やかな笑顔を残して去っていきました。さあ、明日のレッドカーペット&試写会はどんな出で立ちでしょうか?

Text by まさか