亞ガ比槍撃事件- 森美小儀歌劇團 2005.8.19〜24(全五場)
香港理工大学内

c0241200_1335236

藍芽(森美)と3G(フィオナ)は愛を伝える使者、ある意味メールとICQでおしゃべりをする現代の象徴。しかし恋人達は二人のことをあまりわかってくれない。いつもやさしい使者達にお互いの伝達文を少し直してもらい仲直りしたがる。

アガペー登場シーンその1
人々が逃げ惑う中、アガペーは一番高いところから登場する。歌いながら下りてきてステージの中央で(少し踊って)人間たちに怒りをぶつける。
「人間が恋をするのは似合わない。」「明日の日の出前までにほんものの愛が見つからなかったらみんな死ぬ!」といい残し去っていく。(曲は原罪犯)
その後テロップが流れ
天使のアガペーは恋人が眠り続けて10年、彼は見守っていたが彼女が目を覚ましたとき記憶がなくなっていた。彼女は他の人を好きになり指輪を地上に投げた。

アガペー登場シーンその2
人々は愛する人を探しに行った。(脚本はコメディで笑えるところはたくさんある)最後には藍芽と3Gががんばって日の出前にみんなの相手を探してあげた。みんなが愛する相手をみつけてほっとしているところにアガペーが現れ二人が人間を助けることに怒っていた。魔法を使って恋人達を未来に送ってしまう。「目の前のものは本物ではない、ぼくが人間を殺したのではない、君たちだよ。」

アガペー登場シーンその3
その後、ケリー(男の子役)と小儀の結婚式のシーン、アガペーが出てくる。アカベーは彼らの楽しそうな声を聞いて頭痛が始まった。赤い服を着たダンサーが現れ(たぶんアガペーの恋人)指輪を持って歌を歌う。(曲は忘了我是誰)
アガペーは「使者達は恋人達の距離を遠くした、仲良くさせようなんてのは幻想だ。」と言う。
藍芽はほんとの愛を信じている。アガペーは見たものは本物ではない、藍芽は3Gのために犠牲になれるか?藍芽はできない、彼は3Gと一緒に生きたい。アガペーは「愛はどのくらい保てるか、一秒ももたない。」アガペーは藍芽に毒薬を渡した、試してみれば!アガペーは2人が会えないように一秒の時差を作った。二人は時間を追いかけて走る。藍芽は同じところにいれば会えると思い、毒薬を飲む・・・・。

アガペー登場シーンその4
3Gは藍芽が死んでしまったのを知る。アガペーの声がこだまのように繰り返される・・。その後携帯電話の呼び出し音で藍芽は生き返る・・だが藍芽の記憶はすべて消え去っていた。
すべては最初にもどり二人はまた恋人達にメッセージを伝えに行く。
その姿を冷たい目でみつめながら二人の後ろをアガペーが通り過ぎていく。
おしまい

※藍芽はノキアのシステム、3Gはvodafoneのシステムです

イーキンの登場シーンはほんとに少しですが、とても重要な役、存在感。

c0241200_13352412


写真はカーテンコールのみOK!全場ともけっこう前の方だったのでイーキンが気がついて手を振ってくれた。
ファンクラブ席は2階だったけど、自力でチケを手に入れた日本ファンは1階(笑)。日本支部ができてもやっぱりチケは自力げっとが基本。今回香港ファン全員にチケがまわったわけではないのだった。
その後、車寄せで出待ちしたのですが・・・イーキンとても英語が上達していたのよ・・・
(あ〜ん、私が必死(?)で広東語やってるのに・・)
イーキンに「ツゥワイス?」と聞かれて「トゥマロー、ラスト〜。」と答えた私はやっぱり英語まずいぞ日本人の典型だ。はああ〜。
c0241200_13354574

Text by saraling