ハワイの富豪の娘、ミリアムの誕生日のお祝いから舞台は華やかにスタート。ハワイの酋長(?小春)に
「ミリアムよ、お前の誕生日の願い事は?」と聞かれ
「お願い事はねぇ…ヒ・ミ・ツ!」とみんなには言いつつ、
「いつか、いつか、わたしのステキな王子さまがあらわれてくれないかしら〜♪」と歌に託します。さあ、お願い事は通じるのでしょうか?ミリアムは香港のパパのところに行くことになります。
一方、香港の下町では今日も元気な打工仔(自動車修理工)達が集まってます。
「みんなも呼んでよ、いーみーん!」と呼ぶと、自転車に乗った伊麺が出てきます。 歌って踊ってるうちに調子にのって、工場の車を伊麺は壊してしまいます。「弁償だ !」といわれ、あまりの高額な費用に落ち込む伊麺が向かうのは、幼馴染のジジの働 く幼稚園でした。
「え〜っ!」と呆れるジジに、お菓子をばりぼり食べる伊麺(^^;
でもって、ジジと子供たちに慰められる伊麺(なんちゅーヤツでしょうね、トホ)
伊麺の夢はハワイに行くこと。ハワイまでは無理だけど、ジジのお父さんの船に乗って海に出ると、ビールに酔った伊麺はジジに膝枕してもらったりするのでした。ジジ は、「この人は、わたしのお兄さん?それとも、ボーイフレンド?この人自身は、わたし のことをどう思ってくれているのかしら?」
なんて切ない女心を吐露していました。幼稚園でのシーンでは、「花束一つ送ってく れたことがないわよね!」なんて冗談交じりで言っていたのですが、彼女はどうやら 幼馴染の伊麺に思いを寄せているよう。んが、なんも知らずに酔いつぶれる無邪気な 伊麺なのでした(^^;
伊麺の同僚たちが、借金返済のために、「東武百貨公司」(香港にもある「西武」を もじったつもりらしいですが、実際「東武」もある(笑))に盗みに入る計画を立て ます。
「伊麺はハンサムで歌もうまい。お前が歌えば、みんなイチコロ。おとり役を頼むよ !」
「ええ〜?!俺にはつとまらないよぉ…」と嫌々だったにもかかわらず、百貨公司に 着くやいなや、ギター片手に「お嬢さん、お美しいあなたのために、一曲歌わせてください」な〜んて色男なりきりモード!しまいには、ミリアムちゃんと目と目が合って火花が 散り(笑)、彼女と二人で「Shall we dance?」ばりの熱いダンスを披露〜!この あたりのギャップは見所だったのではないかと(笑)。
その後、ミリアムはチンピラ(小春)にからまれているところを伊麺に助けられます。(ここがジタバタダンスシーンね)ミリアムが「あこがれのハワイ」のお嬢様と知 って喜ぶ伊麺。だけど、同時に伊麺にとってのピンチ!なぜなら、ミリアムは「 東武百貨公司」の社長の娘だったから!ですが、伊麺に一目惚れしたミリアムは、「あ、持って行った品物?そんなもの、わたしの家にこっそり返してくれれば、構わ ないわよ〜!」(もうまんたい〜ってか?)と寛大な処置。そこで、伊麺はジジに「ねえ、手ぇ空いてない?山頂(ビクトリアピーク)までつきあってくれない?」と言って、扇風機やらなにやら、盗んだ品物を運ばせるのです。(なんちゅうやっちゃ(~_~;))
一方、ミリアムは伊麺を家に招待しますが、パパは彼が気に入りません。パパは、やはり伊麺が百貨公司の品物を盗もうとしたことも気になったようですね。(そりゃー そーだ)結局、伊麺と付き合うことを反対されたミリアムは家出をしてしまい、途方にく れている時に、「おまる」を洗う伊麺とばったり(笑)。(なんで「おまる」や ねん)
伊麺、ジジに「彼女、困っているんだ。泊まらせてあげてよ。」
ジジ「えー!なんでわたしが?!」
伊麺「じゃあ、彼女を俺の部屋にでも?!」
ジジ「…ああー、もうわかったわよう!」ってな勢いで、ミリアムを泊めます。ミリ アムは、ジジを伊麺の家族(妹?)と勘違いして、「私は伊麺が好きなの!」と言っ てしまいます。ショックを受けるジジ。
そして、愛のキューピットちゃん(小春)が登場!
(この時、小春に向かっての「脱げー!」って掛け声には笑った。)伊麺とミリアムに愛の矢を放とうとしますが、手が滑ってしまい、結局は、伊麺、ミリアム、ジジの三角関係を作り上げてしまいます。で、お父さんキューピット(許冠英)に叱られてしまったり…。(おいしすぎる!パンパース小春。)
次の朝、ミリアムの「昨日の夜はいい夢見ちゃった。白馬に跨った王子さまが迎えに来て、一緒に空を飛 ぶの!王子さまは伊麺だったりしてー!」という言葉を聞いて、ジジ「あら?その夢、わたしも見たわね…。」といぶかしく思っていると、従兄のお兄さん(これもリッキー(^^;)がやって来る。ミリアムは
「はじめまして!わたし、伊麺のガールフレンドよ!」と自己紹介。またもやショックを受けるジジは、そのいとこのプロポーズを適当に「…うんうん、いいわ。そうしましょう。」と承諾してしまいます。
で、リッキーがTV会社で働いていることから、歌唱コンテストに出ないかという話に なります。伊麺は借金が返せるからとやる気満々!
「そうだな!やっぱり「一往情深」しかないでしょう!」とジジとも息投合!ジジが詳しい応募内容を調べるため、新聞を買いにいっている間に、「ねえ、「一往情深」を練習しようよ。」とミリアムまで誘ってしまう鈍感な伊麺。 二人が伊麺のお部屋のバルコニーでギターに合わせて練習しているところをジジが目 撃してしまい、さあ、たいへん!
ジジ「ちょっと、どうしてそんなことするのよ!」
伊麺「なに怒ってるの?三人で歌おうよ。」
ジジ「…この歌はね…二人で歌わないと意味がないのよ!」
伊麺「一人多くなったくらいで、なんだっていうんだ?!」
結局、伊麺はミリアムとコンテストに出ます。ミリアム&伊麺組の出し物は「ロミオ &ジュリエット」(大将のブーツ姿、かっこいい!)面白くないジジはセクシーな衣 装で登場。焦る伊麺くん…、
「おへそなんか出して!早く隠せよー!…ほら、あいつなんかカメラで狙ってる!」 って、会場にいるカメラ小僧を指して伊麺が言っていたアドリブが面白かったっ す(笑)。そしてジジが優勝。
家に帰ってきてから、賞金を伊麺の借金返済に当てようと、小切手を渡そうとするジジちゃん。伊麺のほうも、ジジちゃんの誕生日プレゼントを渡して、二人の仲はもと に戻りそうになったとき、ミリアム登場。そして「そのプレゼント、わたしと伊麺で選んだの。気に入ってくれた?」またまたショックのジジ。その場を走り去ります。
子供たちがなにかを見つけました。伊麺とジジが10年前に埋めた「タイムカプセル」でした。中を開けると、しょうもないものばかり(笑)。しかし 、そこには小さなギターとカセット・テープが…。そして、
「この「一往情深」を大切なジジへ送ります。これを二人のテーマ曲としていつまで も…」という伊麺が書いたであろうメモ書きを読み上げてしまうミリアム。ジジの伊麺に対する思いを悟ります。
ミリアムの弟が誘拐されジジと伊麺の活躍で解決します。伊麺はミリアムのパパに気に入られました。ハワイに行ける!と意気揚揚の伊麺。一方、ジジの方は、牧師さん(お父さん?小春)が言ってくれた言葉「正直になるこ とが一番。」を胸において、一念発起、気持ちを打ち明けようと伊麺に話しかけます。
「あのさ…!」ハモる二人…(^^;お先にどうぞと言われ、
伊麺「俺、ハワイに行こうと思うんだ。」
ジジ「ハワイ?何をしに?あなた英語はABCもわかんないくせに!」(←笑える)
伊麺「だいじょうぶ。ミリアムが教えてくれるって!そのかわり、俺は彼女に掃除や 洗濯を教える!彼女、お嬢さんだから、なんにもできないって言うし。で?そっちの 話って何?」
ジジ「なんでもないわ…。」
伊麺「何だよ、言えよ。」
ジジ「なんでもないったらー!」
強く言ってしまった後で、再び後悔するジジ。オウムちゃんに「ああ、人を愛するって、本当に難しいわ…。でも、あの人の幸せのため、もう、二 度と会わない。」と話し掛け、自らに言い聞かせるのでした。
二人の間に入れないと悟ったジジは、リッキーとの結婚を決意、旅立ちます。この時、進行役のコハルが出てきてジジの結婚のことを伊麺に知らせます。伊麺の方も、ジ ジが別の人と結婚と知って、初めて自分の気持ちに気がつきます。そこで、あの「紙 船」の歌になるわけですね。
伊麺「紙で折った船よ、愛しい人に思いを伝えておくれ…♪」船を偶然拾い上げて、 ジジ「変わった形の紙の船を拾ったけど、なぜだかとても懐かしい♪」
ミリアムも電話をかけても冷たい伊麺の態度からも察して、
「結局、遊ばれて捨てられてしまうのならば、胸は引き裂かれそうだけど、もう会わ ない…♪」と決心。ミリアムは「ジジを追って!」と伊麺に言います。「ごめん」と 言い残して、伊麺はジジを追います。
ジジちゃんのウェディング・ドレス姿での歌。(後ろが雲のセットでむちゃくちゃきれい)
「こんなに華やかなドレスを着ても、思い出されるのはあなたの笑顔や抱擁だけ…。 忘れようと思えば思うほど、忘れられない…♪」
教会では牧師(小春)以下みんなで、伊麺のために時間稼ぎの真っ最中。そこへ伊麺 登場!!客席の通路を通ってでてくるからね!!!
自分の気持ちをジジに告白、二人の思い出の歌を歌ってジジと伊麺は仲直り。
ここでマジ・キス〜!!!ハッピーエンド!
いかがでしたか?ここには書いてないけど、ペガサスちゃんもいい味出してたわよ。
Text by みなみ&まゆり